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素材と健康にこだわった極上のお弁当を届ける「NISHIMOTO DELI KAGURAZAKA」


こんにちは、KitchenBASEです。

今回はKitchenBASE新宿神楽坂店の「NISHIMOTO DELI KAGURAZAKA」をご紹介。お話を伺ったのは、料理人として30年以上働いてきたという経歴を持つシェフの西本さんです。

「和食、洋食の料理人を経て、イタリアに留学して本場の味を学びました。1つ星のレストランで二軒働いて、日本に帰ってきてからはニューオータニでシェフとして働いてきました。和洋、イタリアン、フレンチ、ジャンルにとらわれずにこれまでの自分の経験を生かしたお店を持ちたい、というのが長年の夢だったんです」(西本さん、以下同)

和洋問わず、さまざまなジャンルのお店で腕をふるってきた西本さん。50歳で独立して自分のレストランを…。そこでデリバリーへの挑戦を選んだのは、やはりコロナの影響が少なからずあったそう。

「もともとはレストランを開こうと思っていてお店を探しているところでしたが今の状況を考えると、店舗を構えるのはリスクが高すぎる。でも50までに、というのは自分の中で崩したくなかったので、何か別の形でお店を始めようと思ったんです」

コロナには負けたくない。飲食業界全体が窮地に立たされるなかでコロナ禍でも持続可能な形態を模索したことがキッチンベース入居に繋がりました。とはいえデリバリー初挑戦ということもあり、戸惑う部分もあったそう。

「お店は僕一人ですべてやるので、当たり前ですがこれまでと勝手が違いますね。料理だけしていればいいわけではないし、慣れないパソコン作業などもあり、めまぐるしい。ただキッチンベースの方々が準備段階でかなり手助けしてくれるので、初めて店を持つ私でもどこか安心感がありました」

お店では、どのようなメニューを提供するのでしょうか。

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「メニューは日によって変えていこうと思っていて、肉、魚、パンもご飯も提供します。変わらないのは素材へのこだわりですね。肉、魚、野菜、どれもその日の一番いい食材を使用して、鮮度にこだわった料理にしたいと思っています。料理は素材が命なので」

目指したのは毎日の食卓に寄り添う、素材にこだわった丁寧なお料理。食べていただく人の健康面にも気遣いたい、と話します。

「海外でシェフをして思ったのは、日本は世界一素材に恵まれた国だということ。私のお店では肉も魚も日本全国の美味しいものを召し上がっていただきたいので、あえてここのもの!と絞らずにいろいろな産地の食材を提供したいと思っています。InstagramなどSNSでその日の素材を発信していく予定なので、そこも一緒にチェックしてもらえたら嬉しいです」

今回キッチンベースに出店するにあたって、改めて料理を見直したという西本さん。シェフ歴30年以上の経験を活かしたジャンルにとらわれない創作料理は、ちょっと特別な日のご飯にもぴったりです。

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「デリバリー初挑戦なので、デリバリーにあった冷めても美味しいメニューを一から練り直しています。今はまだスタートしたばかりなのでお客様の反応を見つつ、手探りで成長していければ。そう考えると、店舗と違ってデリバリーは柔軟に変化を加えられるところもいいですよね」

スタートダッシュを狙うのではなく、まずは徐々にお店の存在を知ってもらうところから始めたい。そう語る姿には、お店で提供する料理への自信が感じられました。

「なんでも挑戦だと思っていて、今こうしてコロナによってデリバリーを始めたのも何かの縁なんじゃないかって。自分の決めたことを叶える術は、ひとつだけではない。これからもコロナに負けずに、飲食という形で多くの人に喜んでいただきたいですね」

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