頑張らなくてもいい、時間をムダにしたっていい
最近ふと手にしたこちらの本を読んで以来、さまざまなことにおいて「手放す」ことを意識してます。
(本の内容、個人的にはめちゃくちゃおすすめなのですが、「手放し」ノート術というより「引き寄せ」ノート術という感じで結構スピ寄りなので、好みは分かれるかもです……)
ネガティブな感情をどんどん手放して、空いた余白に夢や願いを入れていこう! という趣旨。読んでいるとだんだん、「私っていろんな価値観に縛られてるんだなあ」と痛感しました。良いと思うもの、正しいと思うもの、善だと思うもの。それはそれでもちろん自分にとっては正解なのだけど、じゃあそれ以外のものが間違っていて悪なのか? と言われたら違うんですよね。
ずっとずっと、頑張らなきゃと思ってきた。
ずっとずっと、時間はムダにしちゃいけないと思ってきた。
だから、仕事もプライベートも必死にやって、できる範囲で向き合ってきたし、上を目指して勉強したり資格を取ったり、時には仕事を変えたりもしてきた。
時間だってムダにしちゃいけない。ぼーっとしてる時間なんていちばん悪で、どれだけ1日24時間という割り当てられた時間を有効に活用するか、そればかりを追い求めてきた。
そういう姿勢が、世の中における「善」で「正解」なんだって。
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でも、必ずしもそうじゃない。
あえて「正解」という言葉を使うなら、自分がよしとするものを信じる姿勢は正解。けど、よしとしないものを断罪するのは間違い。
物事って0か100かで白黒はっきりするパターンこそ珍しくって、大体がグレーだから。こっちもいいけど、そっちもアリだよねっていう柔軟な姿勢はどっちつかずな気がして好きじゃなかったんだけど、それは私の個人的な好みの問題。「気に入らない=悪で間違い」なわけじゃない。
頑張らなくてもいいし、時間をムダにしたっていいんだよ。
だからって、いきなり何から始めたらいいか分からないんだけど……とりあえず、「ながら◯◯」をやめようと思う。食べながら動画を見たり、動画を見ながらスマホをいじったり。
目の前のことに心を向ける。だから、ぼーっと窓の外を眺める時間だって、ムダなんかじゃないんだ。きっと。
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