なぜ「自分だけは大丈夫」なのか

「自分だけは大丈夫」「どれだけウイルスが蔓延しても自分に感染することは絶対にない」とどうして思えるのか、どうして言えるのか、その根拠はどこにあるのか。

はましゃかさんのこのnoteを読んであらためてそう感じたのでシェア。

Twitterで見かけたけど、「とくに自粛してるように見えない、こんな世界の状況を知ってもなお普通に居酒屋行ったりパチンコ店行ったりしてるような人を、不謹慎だと糾弾するのは過剰すぎる反応だ」って話、たしかにそのとおりだとも思う反面、心中穏やかではいられないのだよな。

昨日よりも感染者数が300人以上増えていて、都内だけでも1000人に達しそうな勢いなのに、なぜ「自分だけは大丈夫」って思えるんだろう。

(そんなわたしもつい数日前に、パートナーが勤める飲食店に客がぜんぜん来ないから近い人は来て~~~と呼びかけたばっかりなので、完全にブーメランなんだけどね)

マスクもなしに満員電車に乗ってる人、花見をしてる人、居酒屋で飲んでる人、パチンコ店で稼いでる人、いろんな事情があるんだと思うし批判することはしないよ、しないけど、そんな人たち経由でわたしの家族や大切な人たちに万が一感染でもしようものなら、その怒りや悲しみや不安はどこにまとめてぶつけたらいいんだろうって思っちゃう。

こんな状態にまでなってしまって、「自分にだけはうつらない、自分だけは大丈夫」なんてことありえないんだよな。

わたしが過剰すぎるのかもしれないけど、1日3回以上は部屋の換気するし、検温するし、動いたり物触ったりするたびに手を洗うし、除菌シートであちこち拭きまくるし、お風呂もお手洗いも台所も掃除するし、食料の買い出し以外では一切外に出ないし、シェアメイトと喋ったりご飯食べたりするときも2メートル距離とるし、なんならマスクするときもあるし。

やり過ぎなのかもしれないよ。でも飛沫感染するっていうし大便からウイルスが検出されてるらしいから、会話するときめちゃくちゃ気を遣うしお手洗い使うときも神経質になる。死ぬかもしれないんだもん。

万が一感染したとしても治るんでしょって思うかもしれないけど、呼吸困難になるくらいの病気ってしんどさが未知数だし、治るか治らないか分からない状態で家で寝てるしかないって孤独だし不安だし先にストレスで死ぬんじゃないかって想像しちゃうよね。

病院に駆け込みたいのに、感染したとしても家で寝てるしかないって苦痛でしかない。最終的に治るとしたって、そんな危ない橋渡りたくないでしょ……。軽い気持ちで外に出て遊び回ってる人たちってその辺を想像したことがないのかな、それでも想像したうえで受け入れてるんだろうか。だとしたらメンタル強靭すぎるし逆に教えを授かりたいくらいだわ。

そういえば今日こんなツイートもしました。

ブラック就職先を取捨できるきっかけでもあるし、今後もお付き合いしていきたい、関係を築いていきたい人たちを見極めるきっかけにもなるかなと思った。生死に関する価値観がかけ離れている人たちとは距離をとったほうがお互いに幸せだもんね。


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