おはよう。
朝日はゆっくりと
温度あげ、
雨雲を縫う。

もう傷つけないよう
自分に刻む。

あなたを
ゆっくりと抱き締めた。
少し寂しくて
少し束縛してしまう。
私にとって嫌な感覚。

あなたの胸に
少し淡くて痛い
噛み跡を残してしまう。
だって、
私のだから
その声も体も。