この星は廻り続ける。
私は目線をあげる
光りを求めて。

数多の星は輝き
消滅と爆発を繰り返す。
儚い何億光年という瞬きが
時を越えてやってくる。

それに比べたら
私の恋愛など
一瞬に過ぎない。

視線と体温を重ね
同化し溶け行き
あなたの指を噛む。

ただの一瞬の光り。