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[入社エントリ] STORES を知ってから今までの話

この記事は STORES Advent Calendar 2022 19日目の記事です。

はじめに

こんにちは! STORES テクノロジー部門プロダクト基盤本部SREの@kitapashi です。
普段は音楽を聴いたりしながら日々楽しく過ごしております。

Twitterではほぼ音楽の話しかしていませんが、
実世界ではエンジニアをやっています。今回はそちらの話です。

2022年8月に STORES へjoinしてからあっという間に5ヶ月が経過しました。
今年の一年は転職を含め、自分の生活が大きく変化した節目のような一年だったと改めて感じます。

少しずつ業務にも慣れつつある中で、アドベントカレンダーの機会を活用して転職~入社後現在までを振り返ってみます。


社内Tech Conference "In da STORES"での名札
嬉しくて持ち帰りました

前職でやっていたこと

名古屋のメーカーへ2019年4月に新卒入社し、
以後3年間、製品のIoT基盤に関わる開発を行なっていました。

社内のWebサービス専門部隊的なチームに所属し、

  • IoT基盤自体の機能開発、新構成へのリプレイスに向けたPoC

  • IoT基盤と連携してサービスを提供するシステムの新規立ち上げ

などのプロジェクトに参加。

バックエンド・インフラを中心に一部フロント、また設計~実装~テストまで、技術分野/開発フェーズの垣根なく業務を行ってきました。

実は入社時には「ソフト系技術職」という括りで入社していて、
配属までは一切これらの技術を知らない状態でした。
(配属前研修でも組み込み開発を学び、ひたすらC言語を書いていました。)

これからも組み込み開発をするのだと疑っていなかった自分は、
部署配属を受け初めてWeb関連の技術を学び始めました。

業務のためにさまざまな技術を学ぶ中で、Web関連技術に対して「業務で必要」な枠を超えた興味を持っていることに気がつきました。
特にAWS等クラウドインフラの分野に対してその思いは顕著でした。

配属後オンボーディングの中でWeb関連技術への興味を持たせてもらい、
今のキャリアの土台を作っていただいた前職の環境には未だに深く感謝しています。

転職の動機

さまざまな技術を学びできること/分かることが増えていく中で、
大きく以下2つの動機から転職を考え始めました。

エンジニアとしての成長を続けたい

3年間勉強を続けていく中で日々の業務を進めていく中で困ることは減り、
ある程度業務を「こなせる」状態になっていました。
また扱う技術は社内では比較的モダンでしたが、それ以外のリリースプロセスや開発環境の面ではどうしても旧態依然とした制約が多い環境でした。

これらの状況から、1年目の頃と比較して自身の成長スピードが鈍ってきていることに気づきました。

そこで、周囲の「当たり前」のレベルが自分のそれよりも高い環境に身を移すことで、
引き続きエンジニアとして成長していきたいという欲が出てきました。

自分の近くの世界を良くするプロダクトに携わりたい

前職で自分が携わったシステムは性質上どうしても自分の普段の生活からは遠く、ユーザーとして利用することはありませんでした。

翻って自分の携わるプロダクトが自分に近い世界で貢献しているさまを見たい、という思いが強くなっていきました。

自分自身音楽が好きなこともあり、音楽を含めたものづくり・クリエイティブの世界でこだわりを持って闘う人々への深い敬意を持っています。
そういった方々へ貢献できるプロダクトに携われたら幸せだろうな、と考えました。

STORES を選んだ決め手

前述の動機で2022年の初め頃から転職に向けて動き始める中、
エージェントの方からの紹介で STORES (当時はheyという社名)を知りました。

プロダクト自体は名前を聞いたことがある程度でしたが、意識して調べてみると自身の好きなアーティストやものづくり作家の方などもオーナーさんとして STORES を利用していました。

  • 大好きなバンド"Lamp"が主宰するレーベル 「Botanical House」 さん

  • 草木染めの鞄を製作するものづくり作家 「haru nomura」 さん

この段階で興味は強かったですが、決め手となったのはミッションにある

こだわりや情熱、たのしみに駆動される経済をつくる

という言葉です。

この言葉は「ものづくり・クリエイティブの世界でこだわりを持って闘う人々へ貢献できるプロダクトに携わりたい」という自分の思いにまさにマッチするものでした。

このミッションに共感する人達となら、自分にとって意義ある仕事ができそうだという確信が得られたことが決め手となり、 STORES への入社を選択しました。

入社後に何をしてきたか

そんなこんなで8月からSREとして STORES テクノロジー部門プロダクト基盤本部にjoinしました。
自分が所属するプロダクト基盤本部では、現在主にSTORES各プロダクトへ導入するためのID基盤の開発を行っています。

プロダクト基盤本部のSREとしては、このID基盤の信頼性を向上させていく各種施策を実施しています。
現在その中でも自分は、現状EC2上で動作しているID基盤を、コンテナベースのECSへと移行していくプロジェクトに参加しております。

このプロジェクトではECS移行とそれに伴う周辺環境整備により運用負荷を軽減しつつ開発者体験を向上させ、ID基盤の利用加速の一助となることを目指しています。
このプロジェクトについては現在も絶賛進行中です。完了後には改めてプロダクトブログ等作成予定です。

また実際に手を動かして実装・構築をする部分だけではなく、周辺システムやCI/CD含めたアーキテクチャ設計や、
タスク管理・進め方の検討等プロジェクト全体のファシリテートについても担当しています。

ID基盤についての詳細はこちらが参考になります。

またプロダクト基盤本部SREの仕事についてはこちらも参考になります。

それで、実際転職してきて良かった?

前述の転職の動機と照らし合わせて、改めて STORES にjoinして良かったな、
というのが2022年12月現在の正直な感想です。

まずシンプルに、自分が携わるプロダクトが自分の近くの世界で動いていることを見られることがとても嬉しいです。
街中やインターネット上で STORES のプロダクトが使われている様を見るたびにモチベーションに繋がっています。

そんなプロダクトを作るエンジニアとしても、STORES の環境にありがたみを感じることが多いです。

前述のECS移行関連の業務ではもちろん、それ以外のID基盤への運用に伴う各種対応なども前職では経験してこなかったあたらしい経験ばかりです。
技術的にもあたらしい分野に挑戦させていただくことが多く、日々学びが絶えません。

社内のSlackやesaではプロダクト基盤以外の STORES 各プロダクトでの知見や新しい技術の情報なども活発に飛び交っています。
これらの情報を追いかけるだけでも新しい知識を得るきっかけとなり非常に助かっています。

またエンジニアの仕事は技術のハードスキルだけでは成り立ちません。
仕事を進めていくための各種ソフトスキルも重要です。
これは現在の業務の中で強く実感した部分であり、自分自身現在も試行錯誤を続けている段階です。

この試行錯誤にあたっては、周囲のベテランエンジニアの方々をロールモデルとできる環境に助けられています。

チーム内外問わず他の方の仕事の進め方をSlack上などで見ることが出来るため、その中で良いと感じた方法を自分に取り入れることができます。
守破離でいう「守」の良質な材料が大量にあるイメージです。


と、このように良い環境だと感じる一方、
自身を振り返るとまだできないことの多さを痛感することも事実です。
周囲の「当たり前」のレベルと自分のそれにまだ大きな差があります。

ただこの差分も原動力となり成長のサイクルを回している現状はある意味転職時の狙いどおりです。
この原動力も使い日々の経験からできることを増やしていくことで来年はより成果の質を上げ、プロダクトへの更なる貢献を目指します。

マネージャーとの1on1で毎週行っている経験学習モデルを使った振り返り。
実践をもとにできることが少しずつ増えています。

おわりに

拙い文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。

ここまで書いた通り、STORES は自分のような若手エンジニアにとって非常に良い環境だと感じています。
(社内の人間が言うと言わされている感がありますが本心です!笑)
来年もこの環境の中で、より良いプロダクトづくりに邁進していきたいです。

そんな STORES では現在エンジニア積極採用中です。
興味を持った方、是非お待ちしております。

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