CTとMRI。大きな違いは？

半ドン技師です。（午前は診療放射線技師、午後はシステム関係などの事務をしております）ご無沙汰しています。
皆さんからよくご質問をいただくことに、少しずつ答えていこうと思います。なんせ半ドン技師なもので薄口で笑

では、始めます。
MRIとCT。何が違うの❔

何が違うって、全く違うんです。
CTは、からだを透過した放射線（Ｘ線）で画像を作ります。そう、レントゲンと同じです。それに対して、ＭＲＩは、大きな磁石とFMラジオに使われているような電波を使って画像を作るので放射線は使いません。
ですので放射線被曝（被爆じゃないですよ）はありません。
見た目はよく似た装置ですが、画像の作り方は全く違うんです。

CT装置

MRI装置

ちなみにCTの撮影が出来るのは、医師と歯科医師と診療放射線技師だけなのですが、MRI検査をできる資格は他にもあるんです。ご存じでした？
私の持っている資格は、
診療放射線技師
MRIは放射線を使わないということは、検査するのは放射線技師でなくてもいいんです。そう臨床検査技師も検査できるんです。

言いたかったことは、CTとMRIは、画像の作り方も検査できる人も違いますってことだけでした💦
半ドン技師は薄口技師　笑
CTとMRIの使い分けに関しては次回。また薄口で説明します。