見出し画像

BLS(心肺停止および呼吸停止に対する一次救命処置)研修会

全職員を対象としたBLS講習会が開催されました。
BLS(Basic Life Support)とは、誰もが(AED以外の)特別な器具がなくてもできる心肺蘇生法のことです。

BLSプロバイダー終了看護師3名が講師となり、前半は講義、後半は実技の2部構成です。後半の実技では、「看護師が病室内で一次救命処置が必要な患者さんを発見した」というシナリオのもと、まずは講師によるデモンストレーションののち、3人1組となり実際に体験をしてもらいました。心臓マッサージ(胸骨圧迫)・アンビューバックを使用した換気・AEDなど物品準備、それぞれの役割を迅速かつ安全に行う必要性を参加者が認識できたと思います。
 
<受講者の振り返り>
☆呼吸停止している患者さんを目の前にしたとき、
①     意識・呼吸の確認
②     直ちに人を呼ぶ
③ AEDを用意・依頼する 
等、改めて実施手順を確認できました。

☆今回の実技の場では落ち着いて対応できたが、実際の救急の場面で落ち着いて対応できるか不安。

☆落ち着いて対応出来るようになるためにも普段からAEDの使用方法、設置場所の確認等が必要である。
 
<まとめ>
 今回の研修では「緊急コールと救急カートとAED準備をお願いします」という、指示を参加者が落ち着いて、はっきりと大きな声で伝えられていました。救急の場面では、瞬時に多くの情報収集と発信をしなければなりません。誰もが救命処置を安全・効率的に行えるよう定期的に研修を行ってまいります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?