見出し画像

ブリュワリーをつくるまでの道のり

大学入学以来、酒に取り憑かれている。研究も飲酒について、仕事も酒関連の会社に入った。しかし最近は、なにより自分で作りたいという思いに駆られている。

作りやすい酒は発酵の方式を考えるとビールかワインであろう。ワインは畑が必要になるためハードルが高い。ビールブリュワリーの設立を目指すことにした。

さて、なにから始めたものか。
今後はこのビール作りのためのメモもここに書き記していこうと思う。
現在のところ思いつく課題や懸念事項は以下の通りである。


ブリュワリーの立地

立地は重要である。
【消費の観点からいえば】
観光地、あるいは交通の要衝でひとが往来が多く、
競合するブリュワリーがいない(あるいは少ない)。

【ブランドの観点からいえば】
ローカルな価値をシンボル化できるようなもの(自然や造形物など)があり、
名前を聞けばイメージが浮かぶ場所が望ましい。
また縁があるなどブリュワリーの物語が紡げる場所だとなお良い。

【ビジネスの観点からいえば】
ビジネスがそもそも何かわからないが、何か事業をやるならやりやすい場所、例えば土地勘がある、知り合いが多い場所。

ブリュワリーの規模

これはどこまで大きくするのかという目標と関わってくる。
私の目標というか理想として、酒を造って資産を得るのではなく、酒を造って「飲む」場を作りたいというのがある。あくまでこれは場、コミュニティ作りということだ。ブリュワリーにはパブが併設されるし、ビールだけではなく、狩猟や熱気球など自分の趣味についても何かしら活動ができる場になればといい思う。

したがって、ブリュワリーの規模は小さめである。


醸造の知識

これは醸造の免許を取得するにあたっての条件になる。専門の教育を受けていたり、実務経験があったりするひとを雇うか、あるいは自分がそうなる必要がある。
これについては現在の勤務先には専門の方が多いので、誰かを口説き落とすという方法が比較的イージーだろうと考えている。
とはいっても、人の心はわからないし、自分もつくりたいという思いが強いので、私もどこからに研修か働きに行かなくてはならない。

現在は育休中なので副業はなかなか難しい。研修という形にするか、育休終了後に転職するか、といったところだろうか。


その他

他にも考えることたくさんある。

  • 資金 銀行から借り入れるとしてもある程度のまとまった資金が必要だろう

  • 仲間 ひとりではできないだろうし、できたとしても反省性が低くなる。

  • 販路 6000Lの販売先を確保する必要

  • 時期 じゃあいつやるの、ということで、今ではない。

さて、今のところこんなところだろうか。
(ほんとはもっともっと色々あるのだろうな・・・)。
今後はこれらの論点について知ったこと、考えたことを書いていくつもりだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?