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サンドしているアレの呼称問題





イェイ、イェイ!
#第5回呑みながら書きました
私はこの企画を楽しみにしておりました。
だって、お酒、ノンアルコール、お茶が良いんだから取り敢えず何か呑んでいればいいという緩さが非常に心地よい。
私はあまりに強すぎる故に、酔うことが少ない。
私を倒すことができるお酒はテキーラショット6杯か魔王(焼酎)一升だろう。
なので普段は全く晩酌もしないけれど、この日のために取り寄せた最強のアイテムを投入する。
ジャン!


木内梅酒!のロックを今からいただきます。
乾杯!



唐突に、誠に唐突に、
私はパンに沢山の具を挟んだアレが大好きだ。
以前にも2回程noteに書いたことがある。

(過去の記事↓)




誰が、いつ、どこで、なにを、なぜ、どのように(5W1H)アレを味わうにしても幸福感に満たしてくれるだろう。


そして先程からアレアレすみません。


なぜアレアレ言うのかというと、普通名詞の呼称が『サンドイッチ派』か『サンドウィッチ派』に別れるからだ。


私は幼い頃に親が『サンドイッチ派』だった為に、その流れを汲んだ。
しかし、思春期がやって来ると、


「サンドイッチはダサいな。サンドウィッチやない?か」


と思うようになった。
そう思い至った原因は言葉の響きに古さを感じたのだろう。
たとえば、ご高齢の方がDVDをデーブイデーと発音するように、サンドイッチって何となく言葉としての古さが目立って若さを感じなかった。


それから私は思春期を境にサンドウィッチ派へと転向していって現在に至る。
しかし、つい先日に携帯でローソンのサンドウィッチのメニュー表を見ていたら『サンドイッチ』と表記してあった。


その時にふと思った。
こんなに大好きな食べ物なのに、自分の中でその言葉の呼称があやふやで、ええのんか、北野?


そして私は自問自答の末にサンドウィッチの呼称についてしっかりと調べようと心に決めた。
きちんと調べてから、その後の呼称を決めようと私は、図書館に行って文献を調べようか迷ったけれど、やはり情勢的に断念して、ネットを利用して調べることにした。


勢い込んでまずはサンドイッチで調べてみる。


「サンドイッチ」

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google様の検索エンジンから出現したのは、日本各地のお店のマップやクックパッドだった。
クックパッドには1499品のサンドイッチが投稿されていたので、早くもサンドイッチ派の呼称が有力視されてきた。
そして、下にスクロールする。

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あ…、ウィキペディア先生に載ってる。
そして私はある一点から視界を動かすことができなかった。

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英語の発音はサンドウィッチ。
あ、私はイキってる。
ネイティブ読みでイキってる。
恥ずかしっ。



かつてサンドウィッチでこんなに羞恥心を煽られた人はいるのだろうか。


私にはこの恥ずかしさに、覚えがあった。
私が小学4年生の頃に、色を英語で発音する授業があった。
先生が赤といえば「レッド」のように英語を答えていく。
そして私の順番が回ってきて、先生が紫と言った。
私は迷いなく「パーポー(purple)」と英語をネイティブに発音した。
パープルではなくパーポー。
先生は凄いと褒めてくれたが、私の横の男子は


「北野、パーポーじゃ無くて、パープルやで、間違えてる。」


と訂正しながらクスクスと笑っていた。
その時、あまりにもイキッてる自分が恥ずかしすぎて、家に帰りたかった。
『サンドウィッチ』はあの時の羞恥心と似てる。


そして羞恥心に苛まれながら「サンドイッチ? サンドウィッチ?」と再び検索すると、沢山の説が出てきた。


・発祥がイギリスだからサンドイッチ

・アメリカ式だとサンドウィッチ

・語学的(表記)にはサンドイッチ

・口語的にはサンドウィッチ


と調べれば調べるほど、「呼び名なんて、ご本人のご自由にどうぞ。」感が色を濃くして、どうすればいいのか訳の分からなくなった私は羞恥心に手を引かれカオスへと突入した。



羞恥心!羞恥心!俺達は〜、パワーはいつもどんな時も負けやしないさ。
人生、人生、人生夢で生きてるぅう。


私は何を考えているんだ。
サンドするアレから羞恥心に苛まれて…歌ってどうする。
でも結局イッチとウィッチどちらでもよくね?
あかん、それ一番あかんやつやで。
それで一日中悩んでいるのに、またあやふやなままでいいのか!北野!?
再度自分に問いかけ、私は我を取り戻した。


イッチとウィッチどっちだ!?
…決めれんから、あみだくじで決めよう。
思考で判断できないなら物理的に無理矢理決着をつけようではないか。
はっきり言ってやっつけ仕事ではある。
私は左側を選び母に横線をランダムに描いてもらった。

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おい!待て待て母よ!
トラップ仕掛けてるやんけ。


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そしてものの2秒でサンドイッチに決定した。
あんなに悩んだくせに、サンドイッチ。
はっきり言うとイッチ派になりたかった私はホッと胸を撫で下ろした。
なぜならば、私はあの小学生の時に感じた羞恥心に気持ちが負けたからだろう。
そして今までのサンドウィッチと呼称し続けた日々が私の体内を駆け巡り羞恥心をグザグサと刺していく。

(過去の私)
このサンドウィッチ美味しい。

サンドウィッチ食べたい。

サンドウィッチ作ろう。

サンドウィッチ買おう。

ランチがサンドウィッチ。

好物はサンドウィッチ。

サンドウィッチ愛。

サンドウィッチマン。

サンドウィッチ。

sandwich.


嗚呼、恥ずかしい。
北野はこれからサンドイッチと呼称します。


最後に総括して、自分に言いたい。
知らんし!!!


それに若干酔ったけれど、まだまだいける。この梅酒おいしい。


しょーもない話にお付き合い頂きましてありがとうございました。


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