見出し画像

春靄と霧が混じりて名を無くす #宇宙俳句


春靄と霧が混じりて名を無くす
(しゅんあいと きりがまじりて なをなくす)


みなさん、こんばんは。

え?北野どうしちゃったの?

と、思った方もいらっしゃると思いますが、北野がどうかした訳では無いのです。いや、違う、いつもどうかしている北野ですが、今回はたまごまるさんからお誘いいただきまして、 #宇宙俳句  に参加いたします。

え?北野、俳句を詠めるの?

って思った方もいらっしゃると思いますが、俳句を詠んだことは無いに等しいのです。たまごまるさんにお誘いいただいた際にも

「どうしよう…できるかな?いや、待てよ、俳句って5-7-5だったっけええええええ!?季語いるよねええええ?どんだけええええ!!」

という具合でして(IKKOさんが降臨した)。自分に出来るか自信は皆無だったのですが、せっかくお誘いいただいたのだから、楽しんで参加しようと思いました。俳句って短い中に熱く滾るような想いを乗せるものだと思っているので、普段のエッセイを書く時よりも凄く難しく感じて泣きそうでした。ひとつの記事に三句まで投句できるそうなのですが、私は一句に命をかけてみました(重い)。

この句は、春の冷たい雨が降ったあとに暖かい太陽の陽射しを浴びた山と川から、靄と霧が混ざり合いその名を忘れてしまった幻想的な様子を詠んでみました。現代俳句っぽくしたかったのですが、できませんでした。私は『小数点以下の感情(0.999…)シリーズ』という、日常に感じる小数点以下の感情(0.999…)を綴ったりしているのですが、感覚的にはそれを創る時の熱いものを感じました。今回は楽しくもあり、苦しくもある『創る』という原動力を思い出すことが出来ました。たまごまるさん、お誘いいただきましてありがとうございました。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?