見出し画像

ワイン造りはサイエンスベースのアートだと思う話

今回も酔っ払いの戯言です。

僕は表題のように思っており、またワイン造りという生き方は僕にぴたりと合っていると思っています。


この記事は

サイエンスが得意でデザインは苦手。でもアートしたいな☆


と思っている方に向けて愛を込めて書いています。需要があるかは定かではありません(笑)

結論を先に述べますと、

畑はサイエンスの最先端の場であり、自然酵母での醸造も然り。さらに畑においても醸造所においても取り得る選択肢、タイミングは無限。故に結果として出来上がるワインには造り手の思想、生き様が滲み出るのである!


であります。

※他のワインを造ってらっしゃる方や、飲み手の方、販売される方で、僕の意見とは違う意見がある人も大勢いらっしゃるでしょう。それはそれでいいと思いますし、僕が否定するべきところでは全くありません。そして私はこう思う!ということも是非聞かせて欲しいと思っています。


さて、上述のように思うに至った過程、僕個人の主観のお話をしたく思い、ここからはダラダラと書き綴ります。



僕個人の特性?に関して書きますと、

サイエンス〇

大学院まで理系の勉強していた僕はサイエンスの基礎は多少身についていると、僭越ながら自負があります。運動と食事に興味があったのでⅡ型糖尿病予防の研究をしていました。農業は運動を伴うし、ワインは食事と共にあるものとすると一貫性がありますね。この話はまた別の機会にしたいと思います。

「サイエンスやってたとか言うなら、自然酵母なんてリスキーなもん使うんじゃねーよ!」という批判が飛んできそうという妄想をしたりもするのですが(笑)この点に関してもまたの機会に。

Wanna be アーティスト

また、アーティストにはどことなく憧れがずっとありました。振り返ると自己表現し、人の心を動かすことが出来る人になりたいと思いつつ生きてきたような気がします。ブレイクダンスを干支が一周する以上にはやっていて、それなりに一生懸命取り組んでいた時期がありましたが才能が開花することはなかったように思います。学生の大会でほんの僅かばかり結果を残せた程度でプロになり得る実力は持っていませんでした。僕のダンスを褒めてくれる人もいるにはいましたが自分のダンスに自信が持てるときはありませんでした。
歌も歌えないし絵も描けないしデザインも出来ない自分にはアートは憧れの対象でありながら手の届かないものでした。ここで余談ですが、生まれ変われるならKing Gnuの井口さんになりたいです。才能、ユーモア、繊細さに人然らしさ、僕が大事だと思う全てを兼ね備えている彼は僕の憧れの人です。

デザイン×

致命的にできない気がします。やろうと思ってこともほとんどないので本当のところは分からないのですが今まで生きてきてやろうとも思わず、やってみてもできないのですからできないのだと思います(笑)

葡萄唐草模様をモチーフにした鹿のラベルがあるのですが、和風な出来上がりをイメージして編集していたら、何故かトライバル柄のイカツいデザインになってしまったくらい才能はないです。風景画とか、模写は比較的得意だと思うんですけどね。自分の頭で1からというのが苦手なのだと思います。

Wanna do クラフト

そして僕はモノづくりをやりたい。具体的なものに惹かれることに銀行員時代に気づきました。一応高学歴とされる学歴を得たので仕組みをつくる知的労働をしなければならないという強迫観念的なものがあったのですが、社会に出て働いてみると自分には全然興味が湧かないことに気づきました。

究極的に本質的なものって自分の身の回りにあるものだという感覚があります。アナログなモノづくりの方が僕にとっては本質的で面白みのあるものだと思っています。あくまで僕の中の捉え方ですよ。


長くなりましたがここまでCrebs Cycle of Creativityからエンジニアリングを引き算して、クラフトを足し算したような話をしました。

*Crebs Cycle of Creativityに関しては「もつれ時代における創造性 | KREBS CYCLE OF CREATIVITY」を参照いただくと分かり良いかと思います。
https://shimpeimiura.tokyo/2018/10/19/%E3%82%82%E3%81%A4%E3%82%8C%E5%90%88%E3%81%84%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%89%B5%E9%80%A0%E6%80%A7-krebs-cycle-of-creativity/

エンジニアリングを引き算したのは僕にとってまだ余り実感を伴っていないからかも知れません。ただここが鍵な気もしています。全ての畑や醸造においての選択がエンジニアリングであり、アートたらしめるものである的な……?この点についてはまた考えが深まったら記事にします。


何故僕が表題のように思うかということに話を戻しましょう。
先にまとめると、


①ワインの製造にサイエンスは必要不可欠である。畑においても醸造所においても。そして醍醐味でもある。
②デザインに関しては、自然やヴィンテージに丸投げできる説。
③ワインは造り手の数多ある選択の結果であり、葡萄の生産地や生産年を反映する点でアートであり当然クラフトであると結論する。


以上の3本でお送りします。

順番に話します。

①ワインの製造にサイエンスは必要不可欠である。畑においても醸造所においても。そして醍醐味でもある。


「畑はサイエンスの最前線やー!」と僕は思っています(笑)
土の成分や環境って場所によってそれぞれ違いますよね。故に分かっていないことが多いという認識です。



……続きはまた後日。また酔っぱらったら書きます(笑)

続きが気になる方はライクを頂けたら大変励みになります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?