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不登校特例校 受験した結果。。。


うちの息子は不登校ーーーーーー!

普段は長野県の公立小学校に所属しており
たまーーーにフリースクールに行っています。

最近では2ヶ月に1回、1時間とか。

息子は学校が嫌いになってから全く興味を示さなくなりました。

とはいえ、日本在住の学齢期児童は
どこかの小学校に所属していないといけないわけで。

息子本人の希望は「今はとにかく放っておいてほしい」と。
今所属している公立小学校はリアルに放っておいてくれます。


・登校刺激ナシ!!!



というのも、所属したフリースクールの方が
学校に息子の状況を説明してくださったお陰で
学校はそのような対応をしてくれています。


しかし
ここ2ヶ月くらいで、
「家庭の懸案事項」と、「最近の息子の言動」両面から考えて
新しい環境(私の地元へ帰るという選択)も良いかもしれない。
と考え、
私の地元に近い不登校特例校(私立 東京シューレ江戸川小学校)の面接を受けました。





私立学校 東京シューレ江戸川小学校

この学校は不登校特例校です。

不登校特例校とは?

文部科学省のHP
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1387008.htm

「不登校児童生徒を対象とする特別の教育課程を編成して教育を実施する学校」
                              文部科学省


簡単にいうと、不登校生が通いやすい学校。


授業カリキュラムが柔軟に組んであり
欠席に関しても緩くなっています。
個人のペースに合わせてくれるのが特徴です。



現在(2023/6/14)全国に不登校特例校は24校。

そのうち不登校特例”小学校”は、たった5校!!


え、すくな。。

5校って少ないな、って印象です。

これだけ不登校生の数が過去最多って言ってるのに。

文部科学省https://www.mext.go.jp/content/20201015-mext_jidou02-100002753_01.pdf


長期欠席者数(小学生、中学生)の数は287,747人(文部科学省調べ)

そのうち小学生の長期欠席者数113,746人

文部科学省https://www.mext.go.jp/content/20201015-mext_jidou02-100002753_01.pdf



うちの息子は学校に通いたくない、という意思を固く持っています。

不登校特例校は
欠席に関して非常に寛容ということで
(というか寛容ってのも変な話だけど。
逆に一般的な学校の「好きな時に休むのはタブー」な雰囲気どうだろう)

不登校特例校だったら
息子が現在の暮らし(在宅でゲーム三昧)を継続できるし、
たまーに学校行事などに参加したときに
気の合う友達が見つかったりするかもな
環境変わるしね、と思い
今回、不登校特例校の説明会に参加し、実際面接を受けてみました!!!



結果…





ほほぅ。。


不合格でした。。


落ちたから言うわけじゃありませんが、
不登校特例校で
「不合格」って必要あるかな、、というのが第一印象。


でもこれって
フリースクールと不登校特例校をごっちゃに考えてしまっているんでしょうか?
私は。


不合格の謎


どうして不合格?

さて冷静に考えてみましょう。
不合格。
私が考える理由は2つ。


①面談で聞かれて
子どもが積極的に「行きたい」と言わなかったから。

②スタッフの人数が足りないから。


まず①から考えてみましょう!

そもそも子どもが行きたいと言っていなかったのになぜ受けた?
とお思いかもしれません。


<最近の息子の状況>
フリースクール行きたくない
学校も行きたくない
太ってるから人に姿を見られるのが恥ずかしい
家でゲームをしていたい
外に出たくない
でも、、
リアル友達(しかもロブロックスをしている子)が最近欲しくなってきた


そして、不登校になったばかりの時と比べて一番の変化があります。

私が家庭外で「仕事の講座、趣味の講座」を受講するとき、
息子は仕方なく講座について行く。
(家で1人留守番をするのが怖いので)



ついて行った結果

息子は言った
「なんか今日楽しかった!行って良かった!今日、僕は何かを掴んだ気がする。」


実は、安全圏から少しずつ足を出し始めたいのでは?

環境変えたら何か良い刺激になるのでは?
とか思っちゃいますよね?
どうです?

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私の考えでは

東京シューレ江戸川小学校に合格してから、
改めて息子に
・今のまま、公立小学校に所属+フリースクール
or
・東京シューレ江戸川小学校に所属して、ホームスクール状態で過ごす

どちらが良いか問うてみよう!意見を聞こう!
という気持ちでした。

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でも不合格。


不登校特例校といえども
結局学校に合わない子は拾わないのね!というのが第一印象です。

「既存の学校の形態に合うけれども諸事情で行けない子」が行くところなんだなと感じました。

日本では既存の小学校の形態から完全には逃げられない。




そして「理由②スタッフの人数が足りない」について考えてみましょう!

面接時
転入にしては意外と受験の人数がいるな!と思ったのが本心です。
3年生〜5年生合わせて10名くらい。


小規模にやっている学校なので、いきなり人数を増やしたくない。
生徒さんも気遣い屋さんや繊細さんが多いだろうしね。
教科の進み具合も個人で違うから
そこも丁寧に見ているとのこと。
そんな中、それに対応できるスタッフの確保は大変だと思う
だからこそ
そんな中いきなり転入生が10名も入ってくるのは大変なのかな、と。


うん、それもわかります。
丁寧にみていきたいですもんね。

そんなこんなで

不合格者を出すくらいなら
転入受験者数を最初から絞っておいてもらえませんかー!!期待しちゃった!!

受験料2万円だし!!

というのが私の偽らざる本音です。


不合格の理由はどうあれ
私立の不登校特例校である「東京シューレ江戸川小学校」は
難関校だ!というイメージになった、
今回の出来事でした。

ーーおしまいーー

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