※この記事は有料に設定していますが、無料で全文をお読みいただけます。 今回はお気に入りのレンズの話をする。 シグマのAPO マクロ 150mm F2.8 EX DG OS HSMという望遠マクロレンズだ。 マクロレンズと言えば、50mm前後の標準、100mm前後の中望遠が定番で、メーカーによって200mm前後の望遠マクロも用意されていたりするが、150mmというのはあまりない。 焦点距離の長さの分だけ大きくて重さもあるので気軽に持ち歩けるレンズではないが、中望遠マクロ
※この記事は有料に設定していますが、本文は無料でお読みいただけます。 仕事の都合上、画質モードはほとんどRAW+JPEGにしているのだが、そのせいでちょっとした落とし穴の存在に気づかずにいた。 まあ、たいした問題ではないし、回避するのも簡単なこともあって騒ぎ立てるつもりは毛頭ない。 ワタシが気づいたのはパナソニックDC-S5だけの話であって、ほかのパナソニック機がどうなのかははっきりとしない。 が、ほかのメーカーのカメラでも似たような問題は隠れているかもしれないし、中
※この記事は有料に設定していますが、本文は無料でお読みいただけます。 ファインダーはこれから撮る映像を「見る」ためのもので、写りには影響しない。 しかし、その映像を見ながら構図やフレーミングを考えたり、光の当たり具合やモデルの表情を確認するためのものなのだから、写真を撮るという行為におけるファインダーの重要性は高い。 それだけにカメラを買う前にはファインダーまわりのスペックのチェックも欠かせない。 安くないお金を出して買ったあとで「あれ、なんか違うぞ」とならないために
※この記事は有料に設定していますが、本文はすべて無料でお読みいただけます。 ファインダー関連のスペックの中でいちばん厄介なのが「アイポイント」というヤツだと思っている。 スペック表にはシンプルに数字で「××mm」と書かれている。 が、それは表向きのものであって、言わばメーカーの建て前にすぎない。 数字は数字として、そのうしろにくっついている注意書きの中身とセットでないと正しく読み取れない。 そういうスペックであるアイポイントについて、少しばかり考えてみたい。 ファ
※この記事は有料に設定していますが、本文はすべて無料でお読みいただけます。 フィルム時代はシャッターの幕速なんてろくに気にしたこともなかったし、デジタルになってからもおおむねスルーですごしてきた。 が、電子シャッターしかないシグマfpを使うようになって、幕速の速い遅いという問題にいやおうなく直面することになって、それで少し記事にまとめてみようと思いはじめた。 最初は電子シャッターの幕速を調べる方法だけと思っていたのが、あれもこれもと書いているうちにだいぶ長くなってしまっ
※この記事は有料に設定していますが、本文はすべて無料でお読みいただけます。 デジタルカメラで撮れる画像のファイル形式と言えばJPEGとRAWが主流だが、中にはTIFFや新しいHEIFが選べるものもある。 JPEGやHEIFには画質モードがあって圧縮率を2〜4段階から選べるし、メーカーによってはRAWもふくめて何段階かのサイズ(記録画素数)も選べたりする。 さらにRAWには圧縮RAWとロスレス圧縮RAW、非圧縮RAWがあって、そこに12ビットだの14ビットだのが選べたりす
※この記事は有料に設定していますが、本文はすべて無料でお読みいただけます。 みなさんはご自分のカメラのバッテリーの充電時間を把握しているだろうか。 メーカーのウェブサイトの製品ページにはあまり見かけないこの数字は、写りにはまったく影響しないうえに、撮影という行為にもほぼ関係がない。 撮影前の準備や撮影後の片づけにはからんでくるものの、そうそう大きな問題にはならないはず、とタカをくくっている人も多いのではないかと思う。 しかし、空のバッテリーをフル充電するのにかかる時間
ひとつのメーカーのカメラだけ使いつづけていると、そのメーカーのやり方、作法に慣れてしまって、それをあたりまえのことと思うようになる。 それはそれで悪いことではないのだが、ほかのメーカーのカメラに触れると「あれ?」ってなることもある。 同じメーカーの別なカメラに買い替えたり、同じカメラであってもファームウェアをアップデートしたりしたときに「あれ?」ってなる場合もある。 この記事で取り上げるモニターを開いた状態でのアイセンサーの動作なんかはワタシ個人はけっこう気になるし、ロ
※この記事は有料ですが、無料で全文をお読みいただけます。 まず最初に断わっておくが、ワタシはキヤノンPowerShot Pro90 ISからずっとバリアングル式モニターの信奉者である。 チルト式のカメラも使ったことはあるが、やっぱりバリアングル式のほうが好きだし肌に合う。 というのもあるので、この文は、かなり偏った内容になっているのはご了承いただきたい。 カメラの可動式モニターの現状さて、現行の一眼レフやミラーレスカメラのモニターは以下のようになっている。 ・チルト
※この記事は有料に設定していますが、無料で全文をお読みいただけます。 もう、タイトルのまんま。 プレビュー機能のないSIGMA fpで被写界深度を確認したければ動画モードに切り替えましょう、って話である。 前にブログでも触れたことなのだけれども、長ぁい記事の最後のほうにオマケ的に書いただけので見落としている方もおられるだろう。 と思ったので独立した記事にしておこうという次第。気になった方はぜひお立ち寄りいただきたい。 SIGMA fpにはプレビュー機能がなくて困って
※この記事は有料に設定していますが、無料で全文をお読みいただけます。 待ちに待った箱がとどいたのがうれしいものだから、こちらにも記事を書いてしまうことにした。 箱というのはもちろんクロネコさんが運んでくるもので、今回のはシグマ「I(アイ)」シリーズの新作レンズ2本。SIGMA fpにばっちり似合う小粋なレンズたちである。 SIGMA fpがどういうカメラなのかはブログで紹介しているので、ご存知ない方はそちらをごらんいただきたい。 https://doyacame.ne
※この記事は有料に設定していますが、無料で全文をお読みいただけます。 最初に書いておくと、今回のは個人的な愚痴である。 ワタシ個人が問題だと思っているだけで、文句を言う人はほとんど見たことはないし、改善される兆しもあまりない。 ので、解決策も回避策もない。ひたすら我慢する以外にない。そういう話なので、読んでも楽しくないかもしれない。一応、そう書いておく。 ミラーレスカメラの水準器表示の現状についてたぶん利き目が左なのがよくないのだろう、カメラを水平に構えるのがへたくそ
※この記事は有料に設定していますが、無料で全文をお読みいただけます。 ここ何年かずっといやだなぁと思いつづけているのがミラーレスカメラの三脚ネジ穴の位置。これが前寄り、つまりマウント側に寄せられているものが多い。 Twitterを見ていても、たまに文句を言う人を見かけるだけで、どうも大半のひとは気にしてもいないらしい。 のだけれども、ワタシはこれがすごくいやでたまらない。そんなに大きくはないかもしれないけれど、無視してはいけない問題だとさえ思っている。 今回はそのへん
※この記事は有料に設定していますが、無料で全文をお読みいただけます。 カメラのレンズにはたくさんのレンズが使われている。 と書くと、なじみのない方にはわかりづらいのではないかと思う。ので、ここではカメラに着けるレンズ、あるいはスマートフォンやコンパクトカメラのレンズを「写真用レンズ」と書くことにする。 で、写真用レンズに組み込まれている1枚1枚を指すのは、単に「レンズ」と書く。そういうルールにしておく。 まあ、世の中には写真を撮る以外のためのレンズもいろいろあるわけだ
※この記事は有料に設定していますが、無料で全文をお読みいただけます。 ところで、ISO感度はどういう設定にするのがベストなんだろう?って話になるとこれがまた一筋縄ではいかない。 GoogleとかBingとかで検索してみるとわかるが、ISO感度はオートがおすすめだと断言する人がいるかと思えば、その反対にオートは解除するべしと主張する人もいたりする。 で、それぞれの言い分を見るとどちらも筋はとおっている。間違ったことは言っていない。のはいいのだけれど、じゃあ、オレはいったい
※この記事は全文を無料でお読みいただけます。 ISO感度を高くすると画質が悪くなるのは頻繁にカメラを使っている人には知られていることだ。 じゃあ、どうして感度を上げると画質が落ちるのか?と考えはじめると、いまいちよくわからない。 ワタシ自身、だってそういうもんなんだから、フィルムだってそうだったじゃん、などと薄くわかったふりをしていただけだったので、この際少しだけまじめに考えてみることにした。 例によって、この記事は有料設定してあるが、購入しなくても全文を読めるように