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【クマ活】知床国立公園内美化活動のお手伝いをしました!(2022年8月)

知床国立公園の保全管理を担う自然公園財団のスタッフのお手伝いとして、国立公園内の美化活動に参加してきました!

毎年お手伝いしているこの美化活動ですが、今年で3回目となりました!
ゴミ拾いを行った場所は、知床国立公園内を走る国道334号線・知床横断道路です。2名1ペアでトラックに乗り込み、運転しながら道端にあるゴミなどを探します。ドライブをしていると気が付かないかもしれませんが、徐行しながら走ると目に入ってくる自然とは異質な色にトラックを降りて確認、ゴミであれば拾い、という作業をひたすら繰り返しました。

クマ活スタッフは知床峠の駐車場からスタートし、羅臼側へと下る中でゴミを拾っていきました。ジュースの入った缶や、たばこの吸い殻など、車でゆっくり走っているとゴミが落ちていることがわかります。

どっと大量に落ちている同じ銘柄のタバコ…。どのような経緯でここにあるのでしょうか。

このゴミとなったものも、全てがポイ捨てというわけではないと思います。風で飛ばされてしまったりカバンからポロっと落としてしまったり…、そんな不注意も結果としてこういったゴミができる原因となります。国立公園をはじめ、自然を楽しむ際にはこういった不注意にも気を付けながら、自然への悪影響を少なくできるよう努めたいですね。

ゴミの中には食べ物・飲み物の香りが残っているものもあります。野生動物がこの香りに引き寄せられそのままゴミを食べてしまった場合、免疫力が低下し疥癬という皮膚病にかかりやすくなる原因になります。また、ヒグマなど学習能力の高い動物は美味しい香りや味を記憶すると道路上や人前に出没しいやすくなり、最終的に交通事故や人身事故、野生動物の駆除につながってしまいます。

知床の自然を守るためにも、皆様のご理解ご協力をお願い致します。

知床峠の展望台下も見回り。風で飛ばされてゴミになってしまうものもある。

いつも国立公園内をきれいにしてくれている自然公園財団さん、ありがとうございます!そんな彼らには、世界遺産センターのカウンターでお会いすることができるので、もし機会があればぜひ声をかけて見てください。
また、日々の活動はTwitterなどからご覧いただけます。

今後とも北こぶしリゾートはクマ活、知床をつづけていく活動に取り組んでいきます!

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