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のらねこ日記いきもの編フクロウ

  昔、冬の札幌を散策していると、ショーウィンドウの中に、数羽のフクロウさんがいました。
  よくよく見ると、そこはパチンコ屋で、店の中のおっちゃんと目が合ってしまい、なんか気まずくてすぐに立ち去りながら、
  『なんでパチンコ屋にフクロウ?パチンコしにくる人がフクロウをめでるの?』と、疑問に思いました。
(あとで調べてみたら、色々問題があって、その後フクロウの生体展示は中止になったそうです)
   
  よく行くペットショップのエキゾチックアニマルコーナーにも、オープン当初からフクロウさんとミミズクさんがいます。5~6羽いますが、あまりメンツが代わっていません。
  鳥好きの友達が
「猛禽類を飼おうと思ったら、寿命が長いから、親子二代で飼う覚悟がいるよ」と、言っていましたが、お値段もお高く、やはりなかなか売れないんだろうなと思いました。
  実際小型の子の方が売れている感じで、大きめな茶色のメンフクロウさんは、オープン時から現在もいらっしゃいます。
  あと、テレビでちょっと有名になったアフリカオオコノハズクさんもいます。
  ピンチになると体を細くして木の枝に擬態する様子をテレビで見たことがあり、ある日ショップでじーっとアフリカオオコノハズクさんを見つめていたら、急にコノハズクさんがひゅーっと細くなっていまい、
「あっ、なんかゴメン…」と一旦立ち去りました。
  あとでこっそりのぞきに行くと、ちゃんと元に戻っていてほっとしました。
  別の日には、メンフクロウさんがなにやら身を低くして羽根を少し広げて、なにかを狙っているようなポーズをとっていました。
  向かい側には、チンチラさんのゲージがあり、『もしかして、野生の血が騒いで、狩りてぇ~とか思ってる?』なんて考えました。
  ちなみに、フクロウさんコーナーの壁には、フクロウさんの餌の価格表が貼られていて、『冷凍マウス』と書いてあるのを見て、『あ、無理…』と思いました。

細くなったのを見たのは1度だけでした



  
  

  

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