のらねこ日記いきもの編バナナワニ園

  だいぶ前ですが、友達に誘われて、
熱川温泉に行った時、せっかくなので熱川バナナワニ園へ行ってみました。
  全く事前に情報を入れて行かなかったので、『バナナとワニしかないのかな？まあ、ひまつぶしにはなるか…』
程度の期待値でした。
  でも、行ってみると、本園と分園があり、分園の方には、レッサーパンダがいると知ってちょっとうれしくなりました。
  まずは、メインのワニさんから。
  色々な種類のワニさんがいましたが、餌やりタイムではなかったので、ワニさんたちは皆、不動のかまえでした。
  そこで目についたのが
『非常用ワニ捕獲器』と書かれたロッカーのようなもの。
『非常用ワニ捕獲器って、ワニ逃げるの？これ使うことあるの？！』と急に不安になりましたが、それと同時に
『どんなものか見たい！』と好奇心がむくむくと湧きました。
  でも勝手に開けて見るわけにも行かず、ワニさんたちをソコソコにして、私たちは別のエリアに向かいました。
  別の温室に行くと、上からのぞけるくらいの大きさの水槽にマナティさんがいましたが、上からだとエサの葉っぱ？が沢山浮いていてよく見えませんでした。
  そして本命のレッサーパンダさんを見に行くと、檻のなかで1匹のレッサーパンダさんが、なにやらウロウロと不穏な動きをしていました。
  なんか変だなと思って見ていると、そのレッサーパンダさんは、ゲーゲーと大量のお水を吐き始めました！
  驚いた私と友達は、飼育員さんに知らせなきゃと、辺りを見回しましたが、そこには、お客さんが数人いるだけでした。
  私たちは、さらに飼育員さんを探して、別のエリアに移動、だいぶ離れた場所でゾウガメさんの住みかをお掃除している飼育員さんを発見しました。
  柵の外側から声をかけましたが、距離が離れていて、最初は話が通じませんでした。
  そこで、オバサン2人身振り手振りを交えて「レッサーパンダが吐いていま～す！」と大声で叫んで、ようやく伝わりました。
  飼育員さんがレッサーパンダさんのエリアに向かうのを見届けた私たちは、一先ず、ほっとしましたが、他にお客さんがいたらちょっと恥ずかしかったかなと思いました。

 後日、気になっていた『ワニ捕獲器』を検索してみたら、同じように気になっている人が、飼育員さんに聞いていて、今まで一度も使われたことはないそうです。

レッサーパンダさん数匹いました