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kitakaze
2024年1月14日 20:36
今年も、松林図屏風を見に東京国立博物館へいった。初めて長谷川等伯の絵を見たのは、20年くらい前の同美術館の国宝展で、予備校をさぼって行った。夏だったのでクーラーが効いていて、ひんやりとした室内だった。空調の音が微かに聞こえた。(国立美術館で空調の音なんて聞こえるのか、今考えると疑問だが)当時は、自分が絵の世界に入って、霧の中を彷徨っているような感覚になったのを覚えている。それは、二十年くらい生