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一碗の茶から平和を-裏千家前家元

 抹茶に託された一服は、日本文化の根底である、競い合うことより、譲り合う心の持ち方にある。千玄室宗匠は戦後間もない1950(昭和25)年より、茶道の基本である「道・学・実」を実践するために、世界62カ国を延べ300回以上にわたり歴訪。茶道文化の浸透と発展に尽力し、2005年からは国連親善大使として世界平和の実現に向けた活動を推進している。

 千玄室宗匠は「平和の大切さを提唱して千利休が500年前に確立した

茶道の精神は、争いの絶えない現在の世界を平和に導くことにも通じる。一杯のお茶をすすめ合い、互いに手を取り合う優しい心が平和へとつながる。堅苦しいと敬遠せずに、まずは気楽にお茶をいただくことから始めてほしい」

といわれ続けておられます。

帰国して偶然にお会いできました。そして、私のことを覚えてくださってました。

今から約37年前に、京都市伏見区の御香宮での献茶祭のご依頼に伺いました。快諾をしていただきました。そして、現在も献茶の儀を執り行っています。現在私は、献茶の幹事は退いていますが、偶然に出会うことができて、感激の再会でした。


茶道というと難しく感じるであろうが、もっと自由に茶を楽しみましょう

 先日、『朝日新聞』で、千玄室前家元の記事を拝読しました。特に、写真の黄色のマーカーをひいた箇所に目が留まりました。難しいことなど不要で「お茶碗を何回まわして」ということではない、といわれています。つまり、抹茶を味わうことが何よりも大事だということではないでしょうか。

喜多重左衛門は、自分の病気の体験から、薬効を兼ね備えた素晴らしい抹茶を飲みやすくしました。特許技術を応用してペースト状の抹茶を開発しました。世界の方々にこの抹茶ペーストの魅力が伝わればと思います。

喜多重左衛門は、抹茶は、日本の文化、歴史が生んだ、世界中の人が欲するスーパーフードだと思っています。




宇治茶師の末裔です。私も緑茶の広報を世界に発信しています。喫茶道・喜多重左衛門として、日本人の身近にある緑茶の偉大なる効能を再発見中です。地球にも優しい有機宇治抹茶を推奨しています。よろしくお願いします。