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ゲストハウスのクラウドファンディング  最重要はストーリーを知ってもらうこと

「たった一人のチャレンジから、地域が活性化する」

KITAICHIは地域づくり会社として、地域で新しいことにチャレンジする人のクラウドファンディングの成功サポートを行っています。

クラウドファンディングの成功だけでなく、その先の事業の成長や地域活性化に貢献できるように伴走しています。

地域づくりの火は、たった一人の小さなチャレンジから始まると考えており、地域で頑張る人を応援する手段としてクラウドファンディングを活用しています。

今回は、クラウドファンディングの活用が非常に多い「ゲストハウスづくり」についてご紹介いたします。

ゲストハウスたらこ湯のクラウドファンディング


ゲストハウスづくりのクラウドファンディングのポイント

①ストーリーを知ってもらう

生き物が好きで、生物系の大学に進学し、そこで友達になったという吉原さんと山下さん。

犬猫と一緒に暮らしていましたが、一緒に旅行する際に、ペットOKの宿泊施設の数が少ないうえに、あっても金額も高いところが多く、気軽に旅行に行けなかったといいます。

そこで、「こんな宿があれば良いのになあ~」という、ペット連れでリーズナブルに泊まれる場所を作りたいと思い、ゲストハウスを立ち上げることにしました。

数多あるゲストハウスのなかで、ペットが大好きなオーナーさんがつくる、ペットと一緒に旅行したい人向けのゲストハウスです。

ペットと一緒に旅行に行きたいけど行けない。同じような悩みを抱えている方に知ってもらえたら、応援したいと思ってもらえるはずです。

実際、弊社にクラウドファンディングをサポートしてほしいと相談があったのは、お二人からではなく、取り組みを応援したいという方からでした。

すでにInstagramで取り組みを発信されており、応援する人が集まってきていました。

今回のケースは特殊ですが、ゲストハウスをつくりたい方は、それぞれに想いがあって取り組まれていると思います。

海外に行ったときに旅人が集まって交流した思い出があって、そういう場所をつくりたい。地域の若者と他の地域の若者が気軽に交流できる場所をつくりたい。誰もいない自然をゆったり満喫できる宿をつくりたい。

クラウドファンディングでは、こうした想いと、なぜそういう想いに至ったのかというストーリーを知ってもらうことができます。

ゲストハウスたらこ湯さんのプロジェクトより


②ゲストハウスづくりに参加してもらう

自分が壁を塗ったり、床を張り替えたり、お手伝いしていたゲストハウスがオープンしたら、嬉しくありませんか。

ゲストハウスを立ち上げた仲間の一員として、愛着を感じていただけると思います。

例えば、リターンで「ゲストハウスの壁を塗ることができる」という募集をしたら、支援をしていただいたうえで、さらに壁塗り作業も手伝っていただけます。

支援者からすると、応援したい人の支援ができ、なかなか体験できない壁塗りをして、仲間の一員としてオープンを迎えられるという感動的な体験をすることができます。

プロジェクトオーナーさんからすると、気が引けちゃうかもしれませんが、ゲストハウス立ち上げという貴重な機会に関われることは、支援者にとって嬉しいことなのです。

「くるみ食堂」さんのプロジェクトでは、駐車場の砂利引きを支援者さんがお手伝い


③泊まりにくるきっかけをつくる

当然ですが、クラウドファンディングで支援したゲストハウスには、泊まってみたくなりますよね。「支援者さんのお名前を掲示する」などのリターンがあれば、さらに行ってみたくなります。

クラウドファンディングは、ゲストハウスの存在を知り、泊まりに来てくれるきっかけにもなるのです。また、プロジェクトオーナーさんと支援者さんの交流ができること魅力の一つです。

サポートしたプロジェクトではありませんが、千と千尋の神隠しのモデルになったともいわれる、長野県の旅館「金具屋」さんのプロジェクトでは、支援者のオリジナルの札を制作して、旅館内に掲示してくれます。

旅行で宿泊したときにこのプロジェクトを知り、今回のプロジェクトを支援させていただきました。

こんな素敵な雰囲気の場所に掲示していただけたら、ぜひ訪れてみたくなります。


ゲストハウスたらこ湯さんのクラファンが成功した理由は、「応援したくなる人柄」と「ストーリー」が伝わったから

クラウドファンディング以前から、取り組みをInstagram等で発信していた吉原さんと山下さん。

吉原さんは写真や投稿から伝わってくるお人柄が非常に素敵で、山下さんは当時会社員だったので写真には出てきませんでしたが、裏側で支え合って取り組まれていることが伝わってきました。

https://www.instagram.com/tarako.yu

たらこ湯さんのInstagramを見ていただければと思いますが、こちらをポジティブな気持ちにさせてくれるような投稿ですよね。

結果として、200人以上の方から応援をいただくことができました。

人柄はマネをすることはできませんが、こんなゲストハウスをつくりたい、そこでこういうことを実現したいという想いや、その想いに至るストーリーは、立ち上げを計画している全員にあると思います。

クラウドファンディングでは、そこをしっかりとお伝えいただくことで、応援したい・関わってみたい・面白そう!と思っていただけます。


お二人をサポートしていた際、クラファンページにある「白老町虎杖浜ってどんなところ?」という段落は、取り組みの内容ではないので、こんなに記載しなくてもよいかもとお伝えました。

すると、虎杖浜を知ってもらいたいし、来てもらいたいので、ここはこのまま進めたいとご意見いただきました。

こうした信念や想いは、ページや周知活動に現れてくるのか、不思議と熱量が支援者さんに伝わっていきます。


たくさんのプロジェクトオーナーさんの事業に伴走したい

素敵なスポットがある地域ほど、宿泊施設が足りない課題を抱えています。まちの規模によっては大型ホテルは成り立ちにくく、ゲストハウスは需要が増えていると感じています。

宿泊施設がなく、通過されてしまったり、旅行計画に入らない地域がたくさんあります。ゲストハウスがあることで、今までなかった人のつながりや交流が生まれます。

単なる泊まる機能だけではなく、オーナーさんの顔が見えて、ストーリーが感じられる、つながる場所になったら嬉しいです。

これからも、ゲストハウスづくりの夢を持つ方と素敵な場所づくりに伴走したいです。


クラウドファンディングのご検討中の方は、無料で壁打ち相手になります!

「悩んだまま手つかずとなり、タイミングを逸してしまったり、結局やらないで終わってしまった」という声を非常に多くいただいています。

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〇予約可能な日時は、平日の9:00~18:00で、最大60分までとなります。

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〇ご予約いただきましたら、ZOOMのURLをお送りさせていただきます。

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