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『嘘をつかず素直で正直な人になる』

1年生

 会長法話を読んで心に残ったところは、老人の娘が妊娠して、相手を禅師と誤解した老人は禅師に罵詈雑言を浴びせ村から追いだしたが、娘の噓だったことを知った老人は慌てて禅師に涙ながらに詫びると、禅師はにっこりと笑って一つも咎めなかったことです。

 私が学んだところは2つあります。1つ目は禅師は罵詈雑言を浴びせられたのに言い返さず、誤解が解けた時にはニコッと笑ったところです。私は、父の勘違いで怒られたことがあります。誤解を解こうと言い返すと「言い訳をするな!」とまた怒られます。誤解だったことがわかると謝られ「なんでもっと早く言わないの?」と言われた私は「私の時間を奪っているのに何でさらに怒るの?聞かなかったのはそっちじゃん!」とイライラして、ニコッと笑うことはできないし、その後も不機嫌になってしまいます。なので、ニコッと笑えるほどの器を持っている禅師はすごいなと思いました。

 2つ目は、妊娠させた相手が和尚様なら怒られないだろう、と嘘をついたところです。私も娘と同じように怒られたくなくて嘘をつき、ごまかして怒られたことがあります。嘘でその場を逃れても、いずればれてしまいます。私は入学式の時に『嘘をつかず素直で正直な人になる』と誓願しました。今回のご法話を読んで、改めてどんな人間になりたいかを再確認できました。自分に置き換えて考えることで自分を見つめなおすいい機会になったと思います。なりたい自分になれるようこれからも頑張っていきたいです。

ご法話はこちらからご覧ください。


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