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【西国三十三所巡礼】第十九番札所 行願寺(革堂)

 行願寺(革堂)
 本尊 千手観世音菩薩
 住所 京都府京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17

 市役所から上がっていく途中で村上開新堂(ロシアケーキのレーズン味がおすすめ)一保堂(喫茶嘉木が好きなのだ)や進々堂などあり休憩するのによい。久しぶりに嘉木に入った。薄暗い店内で女性客が数組雑談をしている。
 抹茶豆乳ラテを頼んだ。自分でシロップを入れて調節するので甘みの具合を楽しめられる。

 歩いているとひらがなで「こうどう」と看板がある。山だったり、少々行くのが難しい場所は有り難みあるけれど、街中にある寺院の落ち着いた雰囲気は格別なものがある。とくに京都市内にある札所は散歩感覚で行けるのがいい。
 周囲の街の人々に親しまれてきたのだろう。のんびりとしている。

 開祖の行円さんはいつも革の衣を纏っていたので「革聖」と呼ばれており、革聖のお堂だから通称革堂。
 革の衣をなんで身につけていたかというと、子を孕んだ母鹿を射止めてしまい、それを行円さんはめちゃくちゃ嘆いたそうである。なので常にその皮をまとって鹿を憐れんだ、とのことだ。人間エピソードもいいけど、こういう動物にまつわるエピソードっていいよね。別にそこまで動物好きなわけでもないけど。

「洛陽三十三所」でもきたけれど、このあたりはとにかく涼しいときにふらふらしたいエリアである。

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