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高校教員の冬休みは部活で消える?

1.冬休みも部活三昧

私は高校教員を約10年間してきました。
色々な教員と出会ってきましたが、部活動に打ち込んでいる先生、あるいは部活動をせざるを得ない状況に追い込まれている先生方の冬休みは悲惨です。

よくあるパターンは、お休みは大晦日三が日のみ。
それ以外はすべて部活

けれども、もっとひどいパターンもあります。
大晦日や三が日も部活動をするのです。
というのも、全国大会が1月上旬にあるからです。
例えば、今年のバドミントンの全国大会は1月6日でしたね。バレーボールは1月8日です。

2.誰得なのか

これは、生徒にとっても、生徒の家庭にとっても、教員にとっても不幸なことだと思います。三方悪しだと思います。

ご家庭は、子どもと一緒に過ごせないことを寂しく思われるでしょう。のみならず、部活動の送り迎えに駆り出されます。
もちろん教員も、家庭を犠牲にしています。
生徒は、普段から「部活動したい!」と言っていますが、いざ部活動が休みになると喜びます。両手を突き上げて「FOOOO!」と奇声を上げて喜ぶ子もいました。

いったい誰が為の部活動なんでしょうか。
冬休みくらい、ゆっくり過ごせるようにして欲しいです。
ですから、正月明けにすぐ大会するのは止めましょうよ……。


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