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カメラレンズの変遷と変化

これまでの4年間のレンズ変遷と共に、僕の写真技術がどう変わったのか、何を理解して写真に活かせるようになったのか書きました。項目が11個あるので、いくつ共感でき、理解できるのか数えてみてください

「被写体との距離と焦点距離」
①Fujifilm XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
撮りたいものが遠くにあるから望遠
全体を撮りたいから広角

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「標準レンズ」

①Fujifilm XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
55mmに合わせると自分が見ている世界の一部を切り取ることが出来て、18mmだと自分が知覚できる範囲のギリギリ広く撮影できることがわかった

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「F値と明るさ」

①Fujifilm XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS
天の川を撮影するにはF2.8以下のレンズがないと自分は満足出来ないことがわかり、『明るいレンズ』の意味がわかった

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「F値とボケ」

②Asahi PENTAX super-takumar 55mm f1.8
F値によってモノがボケることを知った。木漏れ日やイルミネーションをボカすと『玉ボケ』になることがわかった

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「MFとピント」

②Asahi PENTAX super-takumar 55mm f1.8
フォーカスリングを回すとピントが奥から手前へ、じわじわ変化することをみて、『ピント面』の意味がわかった。前ボケ・後ろボケを使えるようになった

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「F値と被写界深度」

③Fujifilm XF35mm F1.4 R 
ピント面ではなく、ピント域という奥行きが存在し、F値によってそれが変化することがわかった。そして、そのピント域のことを一般的に『被写界深度』と呼ばれることもわかった。

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「ボケと解像度」

②Asahi PENTAX super-takumar 55mm f1.8
F値によって変化する被写界深度に加えて、レンズの解像度の悪さから来る像の荒れがボケのような役割を果たすことがわかった。オールドレンズの味と呼ばれるものが少しわかり始めた

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「焦点距離と圧縮効果」

④Nikon AF-S NIKKOR 80-200mm F2.8 D
焦点距離とともに奥行きと前ボケの迫り方(圧縮効果)が変化することを知った。

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「広角と歪み」

⑤Fujifilm XF10-24mm F4 R OIS
広角で撮る際に遠近感からくる歪みや、広角での絵作りの難しさを知った

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「焦点距離と画角」

⑥MAMIYA-SEKOR C 50mm F4.5
67フォーマットの中判カメラを使うようになって、35mm換算とはフォーマット違いに対して、同じ対角線の画角を得られる焦点距離を計算する手段であることを理解した

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「焦点距離と被写界深度」

⑦MAMIYA-SEKOR C 180mm F4.5
35mm換算をすると⑥の中判用レンズは90mm f4.5だから、④の35mm用レンズを90mmかつF4.5に設定した写真は全く同じになるものだと勘違いしていた。
正しくは⑥のレンズで撮ったものをトリミングすると④(180mm f4.5で設定)で撮ったものと同じになるということ

解釈を変えると、180mmの圧縮効果と被写界深度を持ちながら90mmの画角で撮ることが出来る。さらに言い換えれば、マイクロフォーサーズの場合45mmの圧縮効果しかないのに90mmの画角で撮ることが出来ることがわかった

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用語や聞いたことは知っていても、実際に使ってみないと分からないことが多い
今後レンズが増えるにつれ、また学ぶことも増える
そのたびに更新するつもりです


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