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はじめまして、キタマルコです。

 「大曲の花火」で知られる大仙市大曲。
 その中心部に、大曲発展の基礎を築いた丸子川が流れています。

丸子川2

 江戸から明治の時代、この河港では北前船による交易が盛んに行われていました。羽州街道と交わる要でもあり、丸子川を中心に商人のまちが形成されていったという記録が残されています。
 丸子川の周辺には、今もたくさんの魅力的な商店が軒を連ねています。

丸子川

夕暮れの丸子川。季節や時間によっても表情が変わります。

 
 ところが、店主がご高齢になる等の事情により、店舗のこれからを悩む声が聞かれるようになってきました。歴史あるこの地域を、土地と人と文化を守っていくことはできないか―。
 そんな想いで、2022年2月22日、私たちは合同会社丸子川家守舎を設立しました。

 そして、この度、地域で親しまれつつも閉店した「画廊喫茶ブランカ」を引き継ぎ、「share space キタマルコ」としてオープンすることとなりました。

三浦代表・松塚代表

ブランカ店主の三浦尚子さん(左)と丸子川家守舎代表の松塚智宏(右)

 キタマルコには、シェアキッチンとレンタルスタジオの2つの機能があります。
 シェアキッチンでは、料理の腕を試したい方が週一日から始められるレストランやカフェを開いたり、レンタルスタジオでは、自分の特技や趣味を活かしたい方が教室やイベントを開いたりすることができます。
 お客様として利用される地域の方にとっても、日替わりで、いろいろなメニューや体験を味わうことができます。この場所からワクワクが生まれていったらいいなと思っています。

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シェアキッチン(イメージ)

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レンタルスタジオ(イメージ)

 「キタマルコ」の名前には、まちのアイデンティティでもある”丸子川”の”北”にあるこの場所で、ブランカが育ててきた「文化」と「表現」を守りながら発展させていきたいという想いが込められています。

 オープンは5月中旬の予定です。ぜひ楽しみにしていてくださいね。
 シェアキッチン、レンタルスタジオを使ってみたい方も募集中です。ぜひお問い合わせくださいね。(詳細はチラシから)

シェア募集チラシ202201版-1

シェア募集チラシ202201版-2


 次回は、秋田県内では珍しい「画廊喫茶」であったブランカと、店主の三浦尚子さんについてご紹介します。


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