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写真展示にあたっての「AERA.dot」インタビュー記事(2021/08/04/)

そう云えば、朝日系列の「AERA.dot」でインタビューをしていただいたことがあった。いつの間にかそのインタビューで話した事が少しづつ変容していっているのは間違いないのだが、僕の写真作品のミニマムな「原点」は、記者の方がとてもよく聞いてくださって、素敵な文章にまとめてくださった。

【江戸時代から続く東京の街の半端ない“継ぎはぎ感”がいとおしい 写真家・喜多研一】

良かったら、気軽にリンク先の記事をご覧くださいませ。

よく読んだら、今のスタンスの原点みたいなことを言ってるのを記者の方は逃さず書いてくださっている。そこから、「写真で何ができるか?」というステージに、徐々にスライドしていったんだなぁ。

 こういう風に初期の段階の写真作品を取り上げていただけるのは、幸運だといまだに感じている。それから約3年が経った。もはや所謂「A面」的な写真作品から、本当にやりたい・すべきと感じている「B面」の写真を全面に打ち出すようになった。

 まだまだ、世界は広いなと改めて感じる。40歳から50歳はかなり写真に対する意識が、明瞭化しづづけてきた10年。まだ続いていくマイルストーンにいる気がします。