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小林秀雄と岩瀬仁紀、2つの「1002」。

ほぼ日の『小林秀雄、あはれといふこと。』が最終回を迎えました。全1002回。1000回だとキリがよすぎる、1001回も千夜一夜物語のようでかっこよすぎる、という糸井重里の意見がそこにはあったそうです。

「1002」は中日ドラゴンズのレジェンド守護神、岩瀬仁紀の登板数と同じ数字です。岩瀬もまた、1000登板だとキリがよすぎる、1001登板も星野仙一のようでかっこよすぎる、という思いがあったのだと想像します。

2つの「1002」という数字は、キリがよい数字で終わらないことの美しさに気付かせてくれました。数字を目標にやってきたわけではないんだぜ、という意思表示がそこにあるからなのでしょう。