粉砕骨折から生まれたテーピング
遡って5年前の2017年5月1日になります。
当時海外出張時にホテルの階段を踏み外し、右手中指の複雑骨折（粉砕骨折）となりました。現地の診断では手術が必要と言われましたが、土曜日に日本に帰国しないといけないこともあり当時地元埼玉の病院で診断を受けることにしました。
日本での診断もやはり中国広州での診断と同じでした。粉砕骨折のため、手術し、ネジで骨を固定する必要かありますと。二泊三日で入院・手術という豪華なコースを味わうことなりました。
とりあえず、そこからブラジリアン柔術ができなくなりました。2017年の年末に再度復帰しましたが、リハビリを兼ねて完全復活まで2年かかりました。手術中にもう一箇所の骨折があることに判明しそこから手術をやり直し、手術中に再レントゲンを経験しました。1時間半の手術予定でしたが、4時間半掛かりました。当時の奥さんは病院に激怒でしたが、自分がなぜか割と平気でした。ただそんなことは聞いたことがないです。。
復帰まで確かに226日掛かりました。柔術の練習再開まで226日掛かりました。ここまで。そして出来れば、これから死ぬまで練習と当時誓っていました。
骨折がキッカケに2年間ずっと指テーピングの製品開発を考えていました。粘着剤を変えたり、指先に丁度いいサイズ幅を調整したり長さまで改善して全部自分のリハビリ用のためです。色んなニーズに合わせてカラーバリエーションも増やしてみました。今年に入り劣化・湿気防止を防いでくれる専用の缶付きで長く良い状態を保つことにグレードアップしました。販売できるまでも約2年掛かりました。
指に11本のボルトが入れられてとても辛かった。手術時間は4時間半オーバー、指一本なのに。辛い思いは自分しかわからない。リハビリの辛さも。柔術好きな人には同じ苦い思いをさせたくないと思っていました。右手中指が粉砕骨折をキッカケに作ったテーピングと言っても過言ではないでしょうか。
製品開発にあたり、お客様でもある同じ道場の黒帯先輩から日頃いろいろなアドバイスを頂き、とても心から感謝しています。今でもいろんな方に使ってもらい、格闘家の方に評価して貰えて最高です。
いつか誰でも練習出来なくなる日がやって来ます。自分的にはそれをできるだけ伸ばしてもらうと考えています。指が痛いのに保護しない理由が僕にはありません。テーピングでもサポーターでも何でもいいです。なんかしてください。
痛いのに痛くないってもうそんな年齢じゃなくなっています。自分はねー。無理はしません。
だからテーピングの材質はをコットン100%にしています。指先に丁度いいサイズで0.76cmでカット。SDGSほどではありませんが、環境にも優しいホットメルト粘着剤使用してます？優れたフリクションと粘着で指関節の保護はもちろん可能ですが、指先に巻いて指皮の消耗を抑えることが可能となります。
ミニパッチが内蔵されている
ちなみに、こだわりの幅サイズは0.76cmを使用することで、テーピングの浮きを最小限に抑え、指先にフィットさせます。個人による感覚の差はありますが、グリップ（胴着を掴む）している最中に発生するズレを払拭することができます。当たり前ですが、右手中指が骨折していた自分は練習に基本テーピングしています。テーピングすることによってグリップ力が強くなっていると実感しています。後は安心感の方が半端ない気がします。
缶付きパッケージがあります
I have been developing this much over the past four years since my fracture. We have changed the adhesive, adjusted the size and width just right for finger tapes, and even improved the length. This year, we upgraded the product to include a special can that prevents deterioration and keeps it in good condition for a long time. We are still working hard.
長くなりましたが、柔術狂人オンラインショップにて12月1日0時から12月10日までテーピング全部BUY ONE GET ONE FREEキャンペーンを実施します。つまり、一つ買うともれなく同じものもう一個が無料で付いて来ます。事実半額キャンペーンです。ご購入に検討している方またはリピーターの方にお得なチャンスです。オンラインショップのリンクを貼り付けます。もちろん柔術狂人noteのストアからもクリックして見ることが可能です。
それでは、また！
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