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どん底を経験して、ツテも知識も経験もない環境から「夢」実現に向けて動き出す


タイトル通りなんですが、どん底を経験して、ツテも知識も経験もない環境で、そこからもがいてやっとスタートラインが微かに見えてきた話をここに記します。

初めまして。東京の豊島区という所で、自宅である築40年の家をDIYで手直しする工程を発信しながらセミナーの開催や、本の出版活動をしている古田と申します。

古田です!


普段は「吉祥庵」というアカウント名でインスタグラムなどを中心に空き家再生の魅力をインスタグラムやNOTEにて発信しています。是非覗いてみて下さい

インスタグラム↓↓

これまでのお話


【活動のきっかけ】
家族3人で2019年の6月に東京の豊島区に移住しました。
移住する前は、リノベーション会社に勤めていました。

既にリノベーションしたマンションに住んでいましたが
ゆくゆくは、転職で営業から大工に切り替えて経験を積み
セルフリノベーションでマイホームを。なんて夢を考えていました。

就職先も、将来を見据えて大工未経験でも内装業に携わる事が
出来るという珍しい会社を選びました。

ところが

コロナの影響で会社が経営難。

大工としての経験を積むこともなく
色々と考えた末、リノベーションした中古マンションを売り払い、築40年の「古民家でも無い中途半端な古い戸建」に住む事を選択しました。

 住み始めの頃は、障子や襖はボロボロ。
畳はカビが生えて、とても快適な空間と呼べるような代物では有りませんでした。          

かと言って、リノベーションするお金など無く途方に暮れたのを覚えています。これまでの知識や経験も活かす場所を失い、自分の無力さを痛感する日々。

転機


そんなある日ふと思い立って、片付けをして砂壁を白く塗装してみる事に。
するとどうでしょう。
お部屋全体がまるで別の部屋かの様に明るくなり、気持ちまで前向きになったのです!

それからというもの、毎日朝起きてから夜眠るまで、仕事の最中でも家の事を考える様になりました。

外に出なくても、家に居るだけで毎日がワクワクの連続。

リノベーションしなくても高価な家具を買わなくても創意工夫で代わりになる物を考える楽しさ。

そうか

「物が無い時代の人たちは、こうやって創意工夫を楽しんでいたのか」

人間本来の喜びを取り戻したかのような感覚でした。

SNSとの出会い


その改装や模様替えの様子をインスタグラムに投稿するとフォロワーが少しづつ増える様になりました。

          

ビフォー
アフター


ビフォー
アフター


ビフォー
アフター(リビング)
アフター(寝室)


「古い家が嫌だったが、投稿を見ていて好きになれそう!」

「古田さんの投稿を見ていたら、私にも出来そうな気がしてきた」

「古い家への考え方が変わり、次は古い家に住もうと思う」

「こんな事を思い付くなんて天才!笑」

「両親の家が古民家なので同居しようと思う」

「一回家に来て欲しいです」

「うちもやって欲しい」

などなど嬉しいコメントをたくさん頂く様に。

私と同じように、古い家に暮らしていて不満やストレスを抱えている人が、こんなにもたくさん居る。

そして、私の活動と投稿が少なからず役に立っている。
この喜びは、今までの仕事に感じた喜びとは明らかに違う物でした。

誰でも今の家に満足する事ができる。
そこでの暮らしを楽しむ事ができる。
自分の知識や経験を違う形で活かす事ができる。

決意


この家で得た体験や気付きを、一人でも多くの人に伝え
前向きで自信に満ち溢れた日々を送って欲しい。

そんな想いから活動を決心しました。

インスタグラムでは、築40年の家の古さを活かして
最低限の手間で既存を活かすDIYを紹介。

無駄な手間、工具の購入、知識と経験、多額のお金。
これらを必要としない誰にでも出来る内容で
「築40年の特徴の無い中途半端な家」にも関わらず
6万人の方にフォローして頂きました。

はじめは

「こんな古くて映えない、流行ってない家に誰が興味持つんだろう?」

と自分で計画を立てておきながら、そんな心配ばかりしていました。

当然、はじめは全く相手にされませんでした。
それでも諦めずに、潜在的に存在するであろう

「今現在住んでいる、又は将来住むかもしれない古い家のデザインが嫌い」

という人に向けて「お役立ち」の一心で、アイデアを絞り出し発信を続けました。

予感は的中。

「古い家が嫌いだったが、好きになった!」

「気持ちが前向きになって、行動を起こすことが出来そうです!」

「これから住む家が嫌で嫌で・・。でも救われました」

といったコメントが多数寄せられる様に。

古い家や空き家を、どうしたら良いのか分からないという方から

「参考になる!」

「相続した空き家を活用してみようと思う」

とのコメントを沢山頂いて、自分のやっている事が「誰かの役に立っている」という事を強く実感しました。

活動


そして、「空き家問題の解消」「古家の価値見直し」の為、日々活動をしています。

具体的な活動としては
・築40年の家をDIYで魅力的な空間へと変えていく
・段階毎に書籍にまとめて販売
・その内容を深掘りするセミナーの開催
といった内容です。

オンライン・オフラインセミナーの開催
ショールーム見学会を開催



電子書籍を作りました



書籍への感想



●「目からウロコです。最近住まいに関して考えていて、アマゾン検索するも良い本に巡り会えず・・・
まさか、この様な電子書籍にお目にかかるとは!新しい発見でした。
少ない手間と少しの費用で、実家の空き家をどうにか出来るかも!
背中を押された気がしました。
楽しい想像をする実家帰省が待ち遠しいです」

●「我が家は築50年以上の平屋住みです。
書籍はおしゃれでセンスよく気持ちよく、 こんな家がいい!という私の理想が詰まっていました。
真似できること、 たくさん有りとても 面白かったです」

●業者に頼むしかないかなと凝り固まって いた私の頭が、こんなこともできるんだ! と変わりました。
自分の手で理想の家にできるなんて 喜びですね。
古いお家に抵抗がありましたが、 自分の工夫次第でこんなに素敵な 空間に出来ると知って
自分の考え方を変える事が出来て 古田さんのインスタと出会えて 本当に良かったです。
今後も楽しみにしています

●家探しをする少し前からフォローさせていただいていて、 古田さんの家づくりに対する考え方が腑に落ちて、
引越の後押しをしていただいたような気がします。
念願の和室がある家に決めました。
賃貸 でもできるアイデアを参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

●「無い」 ところこから生まれる 「知恵」 DIY の 「技」 が惜しみなく紹介されていて とても勉強になります。
私のようなDIY初心者にはありがた~い 「これさえ有れば大丈夫!」 な道具達の紹介は とても参考になります。
・素人だけど仕上がりにはこだわりたい
・古さを活かしつつセンスアップしたい
こんな私の背中を押してくださる1冊になりました。

●世間でリノベーションや、 ガッツリ DIY の情報が溢れている中
視点の違いがとても新鮮です。
手間をかけずにセンスよく形にするクオリティの高さ。
築80年だけど、 リフォームで中途半端な家をどうしたものかと途方に暮れていましたが、
取り入れたいアイデアがたくさんあります。

●偶然、Instagramを目にしてから
それまで嫌いだった自分の住む古い家が好きになりました。
新築には無い良さが有り素敵ですね。
私も今後、 少しずつ自分らしい空間に変えていけたらと思っております。

●古田さんの塩梅が、 私には程よくしっくり合います。
元が想像できないような改築やDIYの情報はたくさんあるのですが、
ゆるやかに工夫しながら古い家と付き合っていくような情報には
なかなか出会えませんでした。

●古田さんのアカウントと出会えて感銘を受けました。
築40年の我が家には、 昭和らしい大理石風タイルの出窓があります。
最初はDIYで隠してしまうしかないと思い込んでいたの ですが、
高著を拝読してまず活かしてみようと発想を転換することができました。

●DIYだと独りよがりでやり過ぎてしまう所を、
「必要以上に手を加えない」 クオリティの高さとセンスが抜群!驚き!
一時期貸していましたが 自分が住みたいです。

●実家が築40年を越えて事情で引っ越したものの、
今は空き家として残しています。
家族の許可が降りれば、 書籍を参考にDIYして
まずは家族の説得からやってみようかと思います。

●現在進行形で古い家をセルフリノベーションしており
もうすぐ引っ越し予定です。
「古い」 と言っても、 昭和くらいに建てられたもので、
いわゆる 「味のある家」 という感じでは全くなくて笑。
どうしたら良いのかと思っていましたが
書籍を読んで色々なアイデアをもらえてよかったです。

照明を変えたり壁を変えたり、
少し手を加えれば 見違えるようになるんだな
とワクワクしました。
古田さんのアイデアを参考にしながら
家を愛せるように 手を加えていきたいと思います!


1年経てようやくスタートラインに立つ


DIYで今の住まいの手直しを始めて1年が経過していました。

その間で
雑誌の取材や、音声プラットフォームの審査通過によるラジオへの挑戦。
セミナーの開催や、書籍の販売まで漕ぎ着けました。

そして、そろそろ
密かに思い続けている計画を実現させようと思っています!

2023年9月1日に東京の豊島区に
古家・空き家活用の実例を見学できる展示場をオープンします!

「古い家のデザインが気に入らない」

「空き家を活用したいけど、どうすれば良いか分からない」

「時間と労力とお金を余り掛けたくない」

住まいについてそんな事を考えた時に、
日本には「程よい解決策」を見学できる場所も
参考に出来る書籍も少ない事に気付きました。

参考に見学できるのは、新築やリノベーション済みの物件など、完成された

「お金を掛けて綺麗にされた家」

が基本です。

古い家を活用しようと考えると大抵の場合は
多額の費用を掛けて「建て替える」か
「リノベーション」するという選択肢が一般的になっています。

中には、家一棟丸々DIYで改装出来る「強者」もいらっしゃいますが
同じ事をするのは難しく、敷居が高いのが現状です。

そこで

「誰でも簡単にできる実例を見学できる場」

を創ることで、日本の古い家・空き家を、もっと楽しく手軽に活用する文化を創りたいと考えています。

古い家のリフォームやリノベーションについて思い悩む人は全国に数多居るはずで、この展示場は、そうした人々の新たな指針を示す場となるはずです。

皆さんのご支援が、全国の古い家に悩みを持つ人や、空き家に悩む人を助ける事に繋がります。

是非、ご協力をお願いいたします。

そして

願いを一緒に叶えてくれる仲間を募集します!

このプロジェクトで実現したいこと


そもそも何故、このプロジェクトを立ち上げようと思ったのかというと
まず、全国に空き家が850万戸もあるという衝撃の事実を知った事。

空き家の数は毎年約5万戸ものペースで増え続けており、現在日本には850万戸以上もの空き家があるといわれています。

さらには「そんな現状があるにも関わらず、新築住宅はどんどん増え続けている」事への不安と焦りを感じた事。

こんな状態がいつまで続いて、これから先どうなってしまうのだろう。

勿論、悪い話ばかりでは有りません。 

最近では、空き家を活用している人が少しずつ増えている様に思います。

テレビやSNSでも活用している人を、多く見かける様になりました。

ただ、活用している人は居ても、多くが投資用か事業用だったりします。

また、活用されるのは大抵の場合「趣の有る古民家」であり、それ以外の「中途半端な空き家」は見向きもされないのが現状です。


空き家を活かしているので、とても素敵な活動だと思いますが、これだけだと

「古民家に住みたい」と思う人は増えても
「空き家に住みたい」と思う人は増えません。


実際、私に寄せられる古い家の相談は、この
「古民家でもない中途半端な家」がほとんどです。

この「中途半端」な家に住んでいる方・所有している方から

「今の家が好きになれない」

「お洒落で快適な空間に出来ずに諦めている」

「自分で住む気になれないので、空き家にしている」

という声が多数寄せられたのです。

この時思いました。
空き家を本気で無くそうとするならば、そもそも

「空き家・古い家に住みたい」「魅力的だ」
と思う人の総数を増やさなければ、問題の解決には結びつかない、と。


「家が欲しい」と考えたときに

「空き家・古家が真っ先に新築と肩を並べて頭に浮かぶ」

様な、仕組み・価値観を創造しなければならないのでは無いでしょうか。

その為には、新築には無い「古家・空き家の魅力」を実体験を元に発信して伝える必要が有ります。

「古いからこそ」な素敵なデザインを実践しなければならないし、とにかく「簡単」である必要が有ります。

その工程や暮らしぶりを発信して
「楽しそう」「ワクワクする」と感じて貰えなければなりません。

「これなら自分にも出来そう」

「空き家・古家が嫌いだったが好きになった」

「新築には無い良さがある」

「手間を私も楽しみたい」

「この方法なら、経費を節減できて豊かな暮らしが出来そう」

「老後の資金問題も解決できる」

など、空き家・古家でしか実現出来ない「価値」を伝え続けること。

そして、現時点でその事を一番分かりやすく伝える方法が

「自分自身が実際に問題を解決した」

家を見てもらう事だと感じました。

現在、自宅公開セミナーでその魅力を伝えているものの

「より多くの人に伝える」

為には、もっと気軽に足を運ぼう!と思える物で無ければなりません。

そこで、自宅を展示場にして
「コーヒーを飲みながら実例を見学出来る場所を作ろう」という事になりました。

クラウドファンディングをします!


2023年8月1日(火)、21:00よりCAMPFIRE(キャンプファイヤー)にてクラウドファンディングをリリース致します!


知識も経験もツテも無い状態から、あきらめずに地道に、ガムシャラにここまで進んで来ました。

そして、色んな方に助けられ、応援していただき、ようやくスタートラインが見えてきました!

是非とも、古田の応援をよろしくお願いいたします!!

【古田から、ご支援にあたってのお願い】

クラウドファンディングへのご支援には、CAMPFIREへのご登録が必要となります。1分ほどのお手続きで登録ができますので、1分間だけ古田にご協力をお願いします!!

リリースいたします8月1日の19時までに、ログインとお気に入り登録をお願いいたします。

こちらからよろしくお願い致します🤲


最後に

「空き家」が問題視されているにも関わらず
具体的な改善策を実行している企業や人は少ないと感じます。

「私もそう思っていた!」といった共感を始め

「別に共感はしないけど、必要だという気はしている」や

「私には関係無さそうだけど、やっていることは面白い」

そんな風に少しでも思って頂けたなら、是非ご支援をお願い致します。
少しでも応援が増えれば、それだけ興味を持ってくれる人も増えると思います。

僕自身がこの取り組みに挑戦することで
関わってくれる、観ていてくれる多くの皆さんに勇気を与え

「よし、僕もやってみよう!私もチャレンジしてみよう!」

という流れが日本全国に生まれていくのではないかと信じていて
そんな世界を想像するだけワクワクしている自分がいるのも正直な気持ちです。

多くの人の価値観を変え、私自身の人生を変えてくれた「古家の展示場」に是非お越し下さい。

最後まで読んで頂きありがとうございました。



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