マガジンのカバー画像

春日部便り

32
副業で養蜂をはじめました。あまり活動的ではなかった養蜂場でしたが、少し元気が出てきました。色々な方と知り合いました。ハチミツのことも、ミツバチのことも知ってきました。もちろん、養… もっと読む
運営しているクリエイター

2020年3月の記事一覧

今度、詳細を聞きたいと思ったのでmemo替わりに。

養蜂は主に、西洋蜜蜂をつかって行っている 養蜂としては日本蜜蜂もいるわけだが、西洋蜜蜂の方が蜜の量が多いので用法としてはポピュラーである。 つまり西洋蜜蜂のメリットは「蜂蜜がたくさん採れる」 日本蜜蜂の蜂蜜はとても高価だ。貴重だとされる。 そもそもが採れる蜜の量が1/10以下と言われるので確保の問題がある。 日本蜜蜂は「嫌になるとどこかに引っ越す」という問題がある。 さらに師匠的には周りに日本蜜蜂がいるとすぐ逃げちゃうという。つまりひとところに大量の日本蜜蜂を留めて

サンキュー群

桜も咲き始めました。 新人の養蜂家は使い物になりませんでした。 今年は、急に寒くなってみたり、風がとても強かったりと養蜂作業に向かない日が訪れます。 副業養蜂家としては、本業がありますので週のうち都合をつけた日に養蜂を行いますが、都合の良い日と天候はまた別の話し。そうそう上手くいく日ばかりではありません。 さて、今年の巣箱を数えたところ、一段の巣箱が21箱、二段の巣箱が18箱で合計39群のミツバチがおりました。かしこみかしこみ 師匠的には一度蜜を絞って巣を空にして桜を

温めればトロケてくるさ。みつろう

故相田みつをさん風にタイトルをつけてみました。 さて、蜜蜂の世話をしますと、無駄巣と師匠は呼びますが、巣脾枠からはみだした巣ができあがります。余計な巣はベタベタとして、変に接着剤のようになってしまうので削り取ります。 "巣枠"というのは木の枠で、そこへ"巣礎"という堀りの深さ5mm程度の蜜蜂の巣のようなシートを取り付けます。この新品な状態が"巣礎枠"です。この"巣礎"の表裏にミツバチが巣をつくっていきます。これを"巣脾"と言います。ご興味あれば、写真がなかったので、詳細こ

はじめに

拝啓。私のnoteを読んでくださった皆様へ。 副業養蜂をはじめました。2019年の冬からの駆け出しも駆け出し、なんちゃって養蜂家です。今更ながらに、蜜蜂をよく見ることになりましたが、想像以上に小さい蜂でした。 私は座学で始めた訳ではありません。養蜂場を営む師匠に弟子入りしたのです。といっても師匠も養蜂が専業ではありませんが、養蜂歴は10年以上ありますので、私には師匠です。 今後、この養蜂場を発展させられれば さまざま素人座学と実践と周りの養蜂家から頂く貴重な意見をno

ハチミツ、トマト、ハチミツ、トマト。そのつながりは何でしょう?

養蜂をするまで知らなかったことがあります。 ハチミツは蜂の集めた蜜のことってこと。当たり前だろって思ったあなた。あくまでも蜂の集めた蜜であり、花から集めた蜜じゃないってことがあります。中国から来た安いハチミツはそうなんだと教わりました。 もちろん花からの蜜も入っています。 ハチミツは、ミツバチにとっても大事なご飯。なくなれば飢えてしまいます。沢山とらないと安く大量に売れない。効率が良いのが砂糖水を舐めさせてハチミツにしてしまう方法です。確かに花の少ない時期、蜜の貯蔵が少な

ヘギイタダニ対策しないとね

だんだんと桜の開花が迫ってきました。 蜜蜂の巣箱も、元気のいい巣箱とそうでない巣箱があります。 この元気というのは蜂の数での体感です。 箱の蓋を開けると沢山いるぞという箱と、数が少ないなという箱があります。この見た目の体感を「元気」と言っているわけです。元気がないなと思う箱を見て私の師匠は「ヘギイタダニの仕業だな」と言います。 Wikiで見るとこんなダニなのかと、わかります。 背中に乗ってる、こんなのです。 受け売りの曖昧な記憶ですが、ヘイキダニは「オス」に特につき

アピバールの寿命を延ばせ

note書くのに無料で使える写真をよく利用します https://pixabay.com/ たまたまダニのついたミツバチが!?ってことですが、こんなにちゃんと乗ってると、この群はもうダメなんだろうなって思いました。 僕たちの養蜂場も、もれなく使うヘイキダニ対策の「アピバール」 5郡用で4〜5,000円で売られていますが、50郡いると5万円とか思うと気が滅入ります。アピバール、巣箱に入れておくとかなり黄ばみます。 またもベテランとそんな話をしている僕ですが「アピバール黄色

巣箱は高く、どこまでも

またもベテラン養蜂家から話を聞いてしまう僕です。 年配の方も多く、若手といっても中年ですが、それでも若手なんだそうで、本当に会う方みなさん、とても親切にいろいろ教えてくれます。 さて、養蜂をはじめてひとつの病気と、ふたつの害虫について知りました。 それが「腐蛆病(ふそびょう)」「ヘイキダニ」「アカリンダニ」です。 ある養蜂家がビールケースの上に、巣箱を置いていたんです。ブロックが多いのかなと思っていたのですが、見た目がカラフルでいいなと感じました。ふと、なんでビールケー

セイヨウミツバチ

ミツバチのことは、ほぼ理解していない養蜂家です。 まずはWikiを見てしまう私がいます。養蜂では主にセイヨウミツバチ、他にはニホンミツバチを使っていました。私のお邪魔している養蜂場でもニホンミツバチが現在一群おります。主にセイヨウミツバチを利用するのは、採蜜量が多いことと、沢山の郡をひとつのスペースに置いておけるから養蜂で利用されると聞きました。ニホンミツバチは箱を並べて置いておくと、隣が嫌なのかいなくなっちゃうと師匠は言います。ある程度、箱の距離があれば大丈夫なんだけどと