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セイヨウミツバチ

ミツバチのことは、ほぼ理解していない養蜂家です。

まずはWikiを見てしまう私がいます。養蜂では主にセイヨウミツバチ、他にはニホンミツバチを使っていました。私のお邪魔している養蜂場でもニホンミツバチが現在一群おります。主にセイヨウミツバチを利用するのは、採蜜量が多いことと、沢山の郡をひとつのスペースに置いておけるから養蜂で利用されると聞きました。ニホンミツバチは箱を並べて置いておくと、隣が嫌なのかいなくなっちゃうと師匠は言います。ある程度、箱の距離があれば大丈夫なんだけどとも言っています。そのうち調べてみよう。

40郡いるセイヨウミツバチ。ご先祖さまは、イタリアから来たのか、アフリカから来たのか。いずれにしてもご苦労なことです。セイヨウミツバチは日本に適していないことを知りました。

そもそも、スズメバチへの対抗手段をセイヨウミツバチは持っていません。蜂球という襲ってきたスズメバチをミツバチが集まり団子状にくるみ、体温が高くても大丈夫なミツバチが、熱でスズメバチを殺すなんてことを知識としては知っていましたが、これはニホンミツバチの行動で、セイヨウミツバチの行動ではありません。

ニホンミツバチはスズメバチから攻撃されると、一旦引いて誘い込んで皆で襲いかかったりとします。ところがセイヨウミツバチは近くの奴から順番に決闘を挑むようにかかっていく。大きさが全く違うので、大人と幼児の戦いのようです。勝てる要素が見当たりません。
なるほど、スズメバチに全滅させられるのもうなずけます。

ミツバチにつくダニがいます。「ニホンミツバチは仲間同士で毛づくろいみたいなことをするので、それでダニを取り除くんだけどセイヨウミツバチはそういうの無いから」と教わりました。

さらにセイヨウミツバチは、日本の寒さにも適していませんでした。

保護環境下におかれていなければセイヨウミツバチは生きていけない蜂だったのです・・・。

本当に何も知らないことばかり。日々、精進をしていきたいと思います。

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