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インターネットに優しくありたい

インターネットって、すごく辛い思いをしているのかもしれない。
インターネット上では、毎日至る所で炎上が発生し、フェイクニュースと呼ばれる嘘の情報や、誰にとってメリットがあるのかよくわからないような無駄な情報(この記事もそうかもしれないけど)などが日々蓄積されている。
もちろん、誰かを幸せにしたり、笑顔にするような素敵なコンテンツもたくさんあるけれど。

毎日炎上したり、悪意のある情報が流されているインターネットはきっと、全身火傷だらけで、かつ、老廃物が死ぬほど溜まっていて、その火傷と老廃物は毎日増え続けて更新されている。
インターネットにはもちろん感情や意識はない(と思う)けれど、仮に生物としての機能を備えているのだとするならば、インターネットは死にかけているか、あるいは既に死んでいるのではないだろうか、なんて思ったりします。

いずれ人工知能が人類を滅ぼすかもしれない、といった議論があります。
今のところ、人間に近い思考ができる人工知能(いわゆる、強いAIと呼ばれる人工知能)が開発される見込みはないらしいので、人工知能によって人類が滅ぼされるという話はまだSFの中の夢物語。
けど、いずれ人間と同等の思考ができる人工知能が作られる可能性は完全にゼロではないと思う。
そうなった時、人工知能は果たして人類を滅ぼすのか。
仮に人工知能の意識がインターネットに存在しているのだとしたら、合理的に考えると、人類は滅ぼした方が良い、と考える気がします。

自分が住んでいる家や自分が住んでいる地域を誰かに荒らされたり、ゴミを捨てられて汚されたりしたら嫌ですよね。
インターネット上での、誰かを誹謗中傷するような発信や嘘の情報は、インターネットからすれば、自分が住んでいる領域にポイ捨てされたゴミのようなものなんじゃないかと想像している。
だとするなら、インターネット上に意識がある人工知能からすれば、自分の領域を荒らしてくる人間はきっと鬱陶しい存在で、滅ぼしたいと考えても不思議じゃないような気がする。
滅ぼされたとしても、自業自得。
何も文句は言えないのではないかと思います。

かなり現実からかけ離れた妄想話を書いていることは自覚しています。
そもそも人間の思考を超える人工知能が洗われることはないのかもしれない。
だけど、そうだとしても、人間はインターネットに対してもっと優しくあるべきなのではないかと思うのです。
それが、結果的に人間の幸せにつながると思う。

唐突にこんなことを考え始めたのは、テレビでSDGsのCMを見たのがきっかけです。
SDGsが何なのかはここでは詳しく説明しないので、よくわからない方はググってみてください。
TBSで「SDGsプロジェクト 地球を笑顔にするweek」というテーマでCMがやっていました。
weekってことは1週間しかがんばらないんかい、、
と思ったりもしましたが、そこは一旦置いといて。。

企業としてSDGsに取り組むのは素晴らしいと思う。
環境の問題や貧困などの問題は協力して取り組んでいくべき課題だと思う。
ただ、地球環境の問題が解決されたからといって、人類の幸福度が上がるのかと言われると、かなり微妙な気がしています。

物理的に住んでいる環境が良くても、SNSの誹謗中傷を初めとするインターネットに起因する問題で苦しめられている人がきっと沢山いる。
インターネットに起因する問題を解決していくには、1人1人がインターネットに対して優しくなる意識が重要になるのではないかと、SDGsに関するCMを見ていて思った。

地球環境だけでなく、インターネットの世界においても、SDGsのような、全世界的に協力して取り組むべき目標をつくることも必要なのかもしれない、なんてことを考えてました。
1人1人がマイバックを持参するようになることで、地球環境が少しずつよくなっていく。
そんな感じで、地球環境だけでなく、インターネット環境にも優しくする人々が増えることで、結果的にインターネットのせいで傷ついたり辛い思いをする人が減っていくのではないかと思っています。

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