見出し画像

「仲良くなる」って良い言葉

「仲良くなる」とか「友達になる」という言葉はすごく便利で良い言葉だなーと思います。
一般的には人に対して使う場面が多い言葉かと思います、個人的に最近はモノやソフトウェアに対してよく使っています。

エンジニア(プログラマー)の仕事をしていると、いろんなツールやサービス(ソフトウェア)を使います。
ツールを使っているときにエラーが出たり、想定していた通りにうまく進まないことがよくあるのですが、その時は「まだこのツールと仲良くなれていないってことだな」と思うようになりました。

今の仕事は人に教えることがメインですが、エラーが出たりうまくいっていない様子を見ると、「あー、まだ仲良くなれていないみたいだね」とアドバイス(?)を送ります。
もちろんそれで終わりではなくて、その後ちゃんと原因や解決策も一緒に調査したりアドバイスしたりもしますが。

ソフトウェアは人間が作成したものなので、エラーが起きた時には必ず論理的に説明できる原因があるし、解決策も論理的に説明ができます。
それを「仲良くなれていない」という論理のかけらもない言葉で片付けるのは説得力が皆無のようにも思いますが、意外と本質を突いているんじゃないかと勝手に思っています。

新しいこと学ぶ時、苦手意識を持っていたり、興味がなかったりすると身に付くスピードはすごく遅くなります。
一方で強い好奇心を持っていると身に付けるスピードも早いです。
好奇心の強さは、「仲良くなりたさ」の強さなのかもしれません。

人間関係でも、仲良くなりたい人がいると、その人に対して強い好奇心を持つし、逆に仲良くなりたいと思わない人には興味を持たないし苦手意識を持ったりします。
無事仲良くなることができれば、その後は色々なやりとりがスムーズになります。

物理的な道具でも、ソフトウェアでも、うまく使いこなして長く使うには「仲良くなろう」という気持ちが大事な気がしています。

サポートいただくとめちゃくちゃ喜びます。素敵なコンテンツを発信できるように使わせていただきます。