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読書量が財産に変わるとき

今回は、たくさん本を読むことに意味があるのかどうか、というお話。

本を読むようになったきっかけ

今でこそかなりの本を読むようになりましたが、高校生のぐらいまではあまり本を読んでいませんでした。

中学高校のころは主にマンガばっかり読んでして、小説の類もあまり読みませんでした。

大学生になってからは漠然ともっと本を読まないとなーと思い、小説や専門分野の本も読むようになりました。

大学2年からは、本屋でアルバイトを始め、世の中には色んな本があることを知り、そこから読むジャンルの幅が広くなり、ビジネス書や自己啓発書も読むようになりました。

ビジネス書の読み方

色んな本のジャンルの中でもビジネス書がおそらく最も読んでいて、正確に数えてはいませんが、少なくとも300冊以上は多分読んでいると思います。

ビジネス書を読むときは、気になった個所があったページは、ページの端を折り曲げて、気になったフレーズに線を引いて読んでいます。

最近は読み終わった本の内容はPCでデータとしてまとめることが多いのですが、昔は紙に手書きでまとめていました。
そしてその紙をクリアファイルに収めていました。

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⇑こんな感じ。

読書量は役に立ったのか

そんな感じで大量に本を読みまくっていた私ですが、それが役に立っていたかというと、おそらくそれなりに役に立っていたと思います。

私は以前はIT企業でシステムエンジニアとして働いていました。

プログラミングはそこそこできたものの、普段は私超ポンコツですし、コミュニケーションスキルも高いわけでなく、むしろ低いです。

それでも、仕事においては周囲からの評価はそれなりに高かった自負はあって、それは読書量のおかげだと思っています。

正直、仕事をしている中で、「あの本に書かれていたことを意識しよう」と考えたことはありません。
でも、たくさんのビジネス本を読んでいると、似たような内容のことが書いてあることは結構多くて、何度も同じような内容を目にすることで、無意識に頭に刷り込まれて、仕事に反映されていたのだと思います。

また、本をたくさん読んでいると、勉強することに対する抵抗が薄れたので、それがエンジニアという職業において間接的にプラスになったような気がしています。

読書が財産に変わるとき

読書量きっと自分の仕事に役に立っていたと思います。

ただ、数百冊の本を読むには、それなりにお金と時間の投資が必要です。。

その投資の分のリターンがあったかというと、正直、そこまでのリターンは得られていなかったと思います。
単にインプットばかりしている頭でっかちになっていました。

でも、転職したことで、今までの読書量が財産に変わりました。

転職して講師になってからは、主にプログラミングを教えてますが、新人研修では今まで学生で社会人になったばかりの人たちが多くいます。

社会人になったばかりの人には、社会人としての仕事の基本、仕事に対する考え方などを伝える必要があります。
この時に、今までの読書のメモを残していたことがすごく役に立ちました。

紙やデータで残していたので、どういう風に伝えればよいか考える時にとても役に立ちました。

人に何かを伝える機会が増えた時、読書量が財産に変わりました。

講師や教師など人に何かを教えることを仕事にしている人、営業の人や経営者など多くの人と接する機会がある人、人に何かを伝えることを仕事にしている人。

そういう人にとっては読書量の積み重ねは確実に財産になると思います。

逆に、読書はしているものの、それが財産になっていない人は、情報を発信する機会を設けることできっと財産に変わるのではないかと思います。

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