周りに合わせないことが働き方を有意義にする

10時出勤がとても快適

2月までは仕事の都合で9時に出社していました。
2月でその仕事がいったん終了したので、3月からは10時出社しています。
10時出社、めちゃめちゃ楽です!

私は普段車通勤なのですが、9時出社の場合、日にもよりますがほぼ毎日渋滞するので通勤に約1時間かかります。
10時出社の場合、これも日によりますが、約40分くらいで会社に着きます。

私の場合通勤時に渋滞があるかどうかで通勤のストレスが大きく変わってきます。
時間がかかるのもそうですが、車の運転がもそもそもあまり好きではないので、渋滞で車がなかなか前に進まない状態がすごくストレスを感じます。

この状態がずっと続けば非常に楽だなー、と思っています。

でも人生思うようにはいきません。
4月からは新人研修が始まって再び9時出社になるので、再び地獄の始まりです。
しかも、新人研修は3ヶ月間あり、梅雨の時期とがっつりかぶります。
梅雨の時期になると雨で更に渋滞が悪化するので、めちゃめちゃ地獄です。

私の会社は勤務時間が8時間なので、9時出社の場合は18時が定時で、10時出社の場合は19時になります。
定時が遅くなるなら9時出社の方が良いと思う人も多いのかもしれませんが、18時が定時だと帰り道も渋滞するので、結局帰りの時間でもストレスを感じてしまいます。
帰りが19時だと多少渋滞も収まっているので、私としては10時-19時が非常に楽です。
まあ、研修の期間は色々とやることがあるのでそもそも定時に帰れることはほとんどなく、定時が何時であってもあまり変わりませんが。。

周りに合わせないことの大切さ

そもそもなぜ9時出社だと渋滞するのかというと、ほとんどの企業が9時出社なので、多くの人の通勤時間が被るからです。
おそらく、新しく会社を立ち上げて就業時間を決める時に、「多くの企業の就業時間が9時-18時だから、うちも9時-18時にしよう」と、周りに合わせる形で意思決定をしてしまっているような気がします。
特に日本は空気を読んで周りに合わせることを好むので、よりそういう企業が多くなっているような気がします。

就業時間を周りと合わせることで、取引先とコミュニケーションがとりやすいなどのメリットはあるかもしれません。
ただ、周りに合わせるという意思決定をすることで、従業員が無駄なストレスを感じているという状況は通勤以外でも色々とありそうな気がします。

そもそも就業時間が多くの企業で8時間と固定されているのも冷静に考えると不思議です。
会社にもよると思いますが、それぞれの会社で忙しい時期とそうでない時期があるかと思います。
時期によって就業時間を変えたり、あるいは仕事の評価を時間以外の単位の尺度で測れるようになれば、もっと柔軟な働き方ができてくるような気もします。

周りに合わせない意思決定ができる会社が多くなれば、多くの人が働きやすい環境が実現できそうな気がします。

自分の環境を変えるか、企業が周りに合わせない意思決定をするか

通勤のストレスに関して言えば、会社が通勤時間を変更しなくても、自分自身で環境を変えることでストレスを減らすことは可能です。
例えば、歩いて通える距離の場所に家を借りてしまえば、渋滞のストレスはなくて済みます。
実際、以前の会社に勤めていた時は会社の近くに部屋を借りて歩いて通勤していて、今ほど通勤のストレスはありませんでした。

また、通勤を自分で運転するのではなく、タクシーにすることで運転のストレスもなく、通勤時間を自分の時間として自由に使うこともできます。

お金がないからできないと言うと言い訳にしかなりませんが、正直ハードルが高いです。

最近はコロナウィルスの影響で、リモートワークを導入する企業も増えてきています。
働き方改革が叫ばれる中、それはそれでいいことだと思うのですが、リモートワークに関しても、「周りがやっているからうちもやろう」と、周りに合わせた意思決定をしてしまうと、うまくいかない企業が出てきそうです。

自分たちにとって何がベストなのかを考え、周りに合わせない意思決定をすることが働き方改革の第一歩かもしれません。

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