新卒でいきなりテレワークになるのはきっとかなり辛いと思う

新人研修で新卒の新入社員に対して研修を実施しているけれど、新卒で入社した会社でいきなりテレワークになるのはかなりきついと思う。

私は割とテレワークは推奨派。
通勤の時間は無くなるし、服装も出社していた時よりも気を遣う必要がない。
電話がかかってたり、上司から急なお願いをされて集中力が切れることもきっと会社にいる時よりも少なくなる。
テレワークだと、雑談がしにくくなったり、家での誘惑に勝てなくて集中力が切れやすいなどのデメリットもあるだろうけれど、メリットも多くあると思います。
メリットを活かしつつ、デメリットを解消するような仕組みを考えて実践していけば、テレワークでも快適に仕事をすることはきっと可能です。

ただ、テレワークのメリットとデメリットが実感できるのは、テレワークではない、いわゆる会社に毎日出社して働く働き方を経験しているから。
今年度高校や大学を卒業して新卒で入社した新社会人は、ほとんどが会社で働くとはどういうものかを実体験としては持っていないはず。
そうなると、テレワークのメリットとデメリットを実感として得るのはとても難しいだろうと思います。

これは学校教育においてもきっと同じ。

小学1年、中学1年、高校1年、大学1年、という新しい生活が始まるはずだった人たちがいきなりリモートになってしまった場合、通学して学ぶこととのメリットとデメリットが比較できません。
2年生以上の学生なら、これまでの学校生活との比較でメリットとデメリットを比較できます。
もちろんリモートが向かない人もいるかと思いますが、通学して学ぶことのデメリットから解放されて伸びる人もきっといるはず。

もっとも辛いのは、きっと今年度新しく社会人になった新社会人や、新しく学校に入学した学生たち。

学校教育でオンラインが増えたり、テレワークで働く人が多くなるのはきっと良い面は多いと思います。
ただ、新しく入学した生徒、入社した社会人に対しては、リモートとリアルの対面、両方をうまく体験できる仕組みを真面目に考える必要がある気がしています。

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