ポジティブな人になるために

性格はネガティブであるよりもポジティブである方が良い。
それは多くの人が漠然と認識していることだと思います。
でも、ポジティブの方が良いと分かっていつつも、ネガティブな性格の人も多いです。

思うに、基本的にずっとネガティブな性格の人は、ネガティブであることでどれだけマイナスの影響があるかをきちんと認識できていないような気がします。

今回はネガティブであることでどんなデメリットがあるのかについての話です。

ネガティブな人は問題解決が遅い

基本的に、ネガティブな人は問題解決のスピードが遅く、ポジティブな人ほど問題解決のスピードが速い傾向になります。

これは、実体験と周りの人を見ていてそう思います。

私の場合、プログラム開発の仕事をしているときに、根拠のない自信があるときがあります。
そういう時は、難しいプログラムを作成しているときでも、できる気でいるので、どうすれば実現できるのかを考えていると、様々な発想が思いつきます。

つまり、ポジティブな感情を持っていると、結果として発想力が上がります

逆にネガティブな状態の時は、できる気がしない状態になっていることが多いので、視野が狭くなって、柔軟な発想が出てきません
結果として、一つのやり方にこだわり、問題解決が遅れてしまいます。

ポジティブな人とネガティブな人で知識やスキルがほぼ同じレベルの人がいた場合、ほとんどの場合ポジティブな人の方が、問題解決が速くなると思います。

ネガティブな人は周りに悪い影響を与える

ネガティブな人の最も厄介な部分はここではないかと思います。

ネガティブな人は、周りに悪影響を与えます。
チームで仕事をしているとき、ネガティブな人は、周りの士気を下げるような発言をしてしまう事があります。
そうすると、チーム全体のパフォーマンスが落ちてしまい、仕事の成果に悪い影響を与えてしまいます。

これは、私自身が若手の時に注意されたことでもあります。

エンジニア2年目の時に、明らかに炎上しているプロジェクトに参加しているとき、ネガティブな発言ばかりしていました。
その時、当時の上司に呼び出され、ネガティブな発言は周りに悪影響だからやめるように注意されました。

私としては、ネガティブな発言といいつつも半分は冗談のつもりだったのですが、上司から見ると周りに悪影響だったようです。

私も年数を重ねて、後輩や部下ができ始めると、ネガティブな人が悪い空気を作るという事実を認識するようになってきました。

特に、能力が高い人がネガティブになっている状態が危険です。

能力が低い人は、影響力の低いので、ネガティブな発言をしたとしても、あまり気に留める人はいないと思いますが、能力が高い人は、影響力が高い場合が多いので、能力が高い人の発言がネガティブであるほど、悪影響の度合いが大きくなる可能性があります

能力が高い人ほど、ネガティブであることを問題をつよく認識させる必要があります。

何かに挑戦するときはポジティブな気持ちで

ここまで、ネガティブあることのマイナスを書いてきましたが、私自身、常にポジティブな感情で過ごせているわけではありません。

1人でいる時にはよくネガティブな感情になりますし、失敗して落ち込んだりすることもとても多いです。

でも、やっぱり仕事の時や、何か新しいことに挑戦しているとき、あるいはチームで何かに取り組んでいるときは、ネガティブであることにメリットはありません。

基本的にネガティブな性格の人は、ネガティブであることのマイナス面を強く認識することで、ポジティブな思考に切り替えるきっかけになるのではないでしょうか。

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