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コンビニのセルフレジではお酒が買えない

最近はコンビニでもセルフレジの使える店舗が少しずつ増えてきた気がします。(まだまだ有人のレジしかない店舗が圧倒的に多いけれど)
買うものが少ない時にはセルフレジの方が素早く買えるので、セルフレジのあるお店では活用するようにしています。
ただ、セルフレジはまだまだ不便な点も多い。
例えば、コンビニのセルフレジではお酒が買えない。

先日、夜にお酒が飲みたくなったのでコンビニに買いに行きました。
その店舗にはセルフレジがあったので、セルフレジで購入しようと思ったのですが、バーコードを通したところ「酒類はセルフレジでは購入できないので有人のレジで購入してください」的な警告が出て購入できませんでした。
あまり並ばずに済む分早く買えるはずのセルフレジなのに、有人のレジに並び直すことで普段よりも買うのに時間がかかってしまいました。
便利さがウリのはずのコンビニでこんな不便な思いをするとは。

それから数ヶ月後、友人とスーパーでお酒を買いに行く機会があったのですが、そのスーパーではなぜかセルフレジでお酒を買うことができました。
セルフレジでお酒が買えるお店と買えないお店の基準はよくわかりませんが、本来便利であることがメリットのコンビニでセルフレジに制約がかかってしまうのはなんだか勿体無いなと思ってしまった。

不便だなと思う一方で、セルフレジでお酒が買えないように制限をかけてしまう理由もわかります。
飲酒は法律上20歳以上からしか許可されていないもの。
しかしながら20歳未満でありながら酒類を欲しがる人が一定数いるのでしょう。そのようなルールを破る人が手軽にお酒を買えないようにするためにセルフレジではお酒を買えないようにしているのだと思います。

ルールを破らない人が出てこないように機能に制限をかけたくなる気持ちもわかりますが、それによって普段真面目に行動している人たちの効率や利便性を大きく下げてしまうのはいかがなものかと思います。

日本はルールを破る人や悪いことを行う人がいるとすぐにルールや制約を追加していく風潮があり、その影響により真面目に行動している人が大きな不便を被ることよくある国ですが、コンビニも例外ではないようです。

個人的には、コンビニのセルフレジでお酒が買えるかどうかは店舗ごとに設定できるようにしておくのが良いんじゃないかと思います。
治安が良い地域では制限をかけず誰でもお酒が買えるようにし、治安が悪い地域では制限をかけてセルフレジではお酒が買えないようにする。
そうすれば真面目に過ごしている人が不便な思いをすることは多少は減るかもしれません。
また、そうすることでコンビニのセルフレジによりその地域の治安の良し悪しを判別する判断材料にもなって役立ちそうです。

コンビニに限らずですが、国や会社が新しいサービスを始める時には、ルールを破る人のための制約よりも、ルールを守っている真面目な人の効率化や利便性をもっと優先して取り組んでほしいと至る所で感じます。
ルールを守らない人への制限ではなく、ルールを守っている人への解放を優先する国や社会になっていくといいな。

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