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社会人スキルを上げる行動習慣

1つ前の記事で周りから必要とされる社会人になるためのスキルについて書いたのですが。

今回はそのスキルを身につけるための具体的な行動習慣にまで落とし込みたいと思います。BADの行動をしないように心がけ、GOODの行動が習慣化すればきっと社会人として周りから必要とされる人材となるスキルが身についてるはず。

挨拶

  • BAD:挨拶しない、挨拶されるのを待っている

  • GOOD:誰に対しても自分から挨拶をする

挨拶をされて嫌だと思う人はいない。周りから好かれる人になるには立場に関係なく自分から挨拶すること。

  • BAD:聞こえない声で挨拶する。誰にでも大声で挨拶する

  • GOOD:相手に聞こえる声で挨拶する

挨拶はただすれば良いわけじゃない。相手に聞こえなければ意味がないし、声が大きければ良いってものでもない。相手から良い印象を持たれるような挨拶を意識することが大事。

コミュニケーション

  • BAD:話しかけられるのを待っている

  • GOOD:自分から積極的に話しかける

挨拶と同じで相手から話しかけられると嬉しく思う人は多いはず。もちろんタイミングは見極める必要があるが、話したいと思う人には自分から積極的に話しかけよう。

  • BAD:自分が一方的に話す。相手にだけ話をさせる

  • GOOD:言葉のキャッチボールをする

コミュニケーションは一方通行では意味がない。相手の話をしっかり聞きつつ、自分のこともしっかりと話す。言葉のキャッチボールをして意思疎通を図ることが大事。

時間

  • BAD:時間ギリギリで行動する

  • GOOD:時間に余裕を持って行動する

出社する時、待ち合わせをする時、ミーティングに参加するとき。
いつも時間ギリギリで現場に到着する人と、いつも時間に余裕を持って現場に到着する人とでは安心感や周りからの信頼感に大きな差が出ます。
いつも時間ギリギリの人は想定外の出来事があると遅刻やトラブルのリスクも高くなってしまいます。
また、報告をするときにも時間に余裕を持って報告することが大事です。

  • BAD:期限ギリギリに提出する

  • GOOD:時間に余裕を持って提出して確認を求める

資料の作成など、期限・納期が定められてそれまでに成果物を提出するような仕事も多くあります。ほとんどの場合どんな成果物も、上司などに確認してもらった後に修正が必要になる。
期限が設けられている仕事は、提出した後に修正が入ることを前提として時間に余裕を持って提出できるように取り組むことが大事。

確認・報告・連絡・相談

  • BAD:自分の判断で確認・報告を怠る

  • GOOD:些細なことも細かく確認・報告をする

長く仕事をしていると報告するべきかどうか迷う事柄もたくさん出てくる。しかし、報告するかどうかを迷うような出来事は基本的に報告しておくのが無難。部下や後輩から報告を受けて嫌な顔をされることは少ないし、簡単な確認なら今はチャットなどのツールで簡単にができる。
確認や報告を怠って後々問題になる可能性が少しでもありそうと感じたらすぐに確認や報告をしよう。

  • BAD:悪い内容の報告を隠したり先延ばしにする

  • GOOD:悪い内容ほど早めに報告する

悪い内容を報告するのは誰でも気が重い。できれば報告をせずに時間が解決すれば良いと誰もが願うけど、そういう時に限って時間が解決はしてくれない。むしろ時間が経てば経つほど問題が大きくなって余計に怒られたりする。
責任者の立場の人は悪い内容の報告ほど早めに知れる方が助かる。なぜならその方が早く対策を考えることができるから。だから悪い内容の報告ほど早めに伝えよう。誠意を持って事実を正確に伝えればほとんどの場合怒られることはない。

  • BAD:過程や言い訳ばかりで結論に辿り着かない

  • GOOD:結論を先に伝える

報告を受ける立場の人はできるだけ短い時間で内容を知りたいと願っている。そのためにはまず伝えたい結論を真っ先に伝えること。そしてその結論になった根拠や理由を端的に伝えること。

質問

  • BAD:誰かが助けれくれるのを待つ

  • GOOD:わからないことは自分から積極的に質問する

仕事を始めたばかりの頃は誰もが分からないことだらけ。だけど先輩や上司も自分の仕事で忙しい。だから必ずしも周りが助けてくれるわけじゃない。
分からないことがあれば自分から積極的に質問して解決することが大事。
分からないことを放置して仕事が進まなければ、結果的にチームメンバーや上司、お客さんに対しても迷惑をかけることにもつながる。周りが忙しそうにしていたとしても、結果として全体に迷惑をかけないために自分から質問して問題解決を早めること。

  • BAD:なんでも自分で調べて解決しようとする。なんでも人に聞いて解決しようとする

  • GOOD:まずは自分で調べ、それでも分からなければすぐに質問する

仕事中は先輩や上司も暇じゃない。ネットで調べれば一瞬で解決するような些細な疑問をなんでも質問して人の時間を奪うのは相手への配慮が足りない。
しかし、かといってなんでも自分で調べようとして時間を無駄にするのはそれもそれでよろしくない。
まずは自分の頭で考えたり、ネットで調べてみる。その上で、解決できないようであれば時間を区切って誰かに質問するスタンスに切り替えよう。
調べたり考えたりする時間の目安は10分〜15分程度がベスト。

  • BAD:漠然とし疑問を投げかける

  • GOOD:相手が答えやすい質問を考えて質問する

誰かに質問するということは、相手の時間を奪っているという意識を忘れてはいけない。そのために、できるだけ短い時間で解決に向かうように質問者も工夫が必要です。
相手が最も答えやすい質問はYes/Noで答えられる2択の質問。2択で答えられる質問を考えられるなら、そうするのがベスト。
それが難しいなら、自分が今どこまで理解していて何が分かっていないのかを明確に相手に伝えることが大事。

  • BAD:答えを知ろうとする

  • GOOD:自分の理解を深めるための質問をする

ある程度専門的な知識を学んでいる場合での質問の場合、答えを知ることよりも、自分が内容を理解するための質問をすることが大事。
内容を理解し、後々応用が効くようなスキルを身につけるための質問を考えよう

チームワーク

  • BAD:周りの意見に合わせる

  • GOOD:自分の意見を伝え、建設的な議論をする

チームでの仕事は協調性が大事だが、協調性とは自分の意見を押し殺して周りに合わせることとは違う。自分の意見があるなら正しくチームメンバーに伝えること。ただし、自分の考えを強引に押し通すのもまた違う。みんなの意見を尊重した上で、建設的な議論をしてお互いが最も納得のいく意見にまとめていくことが大事。

  • BAD:ネガティブ発言でチームの士気を下げる

  • GOOD:どうやったらできるかを考える

仕事をしていれば乗り越えるのが困難な課題が現れることがある。けど、そこでネガティブな発言をするのはよくない。チームで仕事をしているとき、ネガティブな発言は自分で思っている以上に周りの士気に影響を与える。
困難な課題があるときは、それをどうすれば実現できるのかをチームを巻き込んで考えることが大事。

自己責任

  • BAD:失敗の原因を環境や他人のせいにする(他己責任)

  • GOOD:自分にも責任があると捉える(自己責任)

物事が思い通りに進まない場合や失敗したとき、原因を周りの環境や人のせいにしたくなることもあるでしょう。しかし責任逃れをする人に成長はなく、周りからの信頼も得られることはない。
少しでも自分が関わった仕事は、その結果に対して責任を持つようにすること。

挑戦

  • BAD:既に持っている知識やスキルで無難にやり過ごす

  • GOOD:できないことに積極的に挑戦する

自分ができないことをやるのはストレスがかかりますが、できないことに挑戦しないと成長が止まります。
特に社会人になったばかりは、失敗を恐れずできないことに挑戦すること。
自分が既に持っている知識だけで仕事に取り組むのではなく、より良い方法がないかを模索しながら新しいことを学習し続けることが大事。

仕事への取り組み姿勢

  • BAD:行き当たりばったりで対処する

  • GOOD:何事もしっかりと準備をして取り組む

どんな仕事においても、成功確率を上げたければ事前にしっかりと準備をすることが最も重要です。本番に直面するまでに自分が何をするべき何かを考え、これ以上できることは何もない。と思えるくらいに準備をすれば、どんな仕事も大きな失敗にはきっとならない。

  • BAD:自分で何も考えず指示された作業を遂行する

  • GOOD:仕事の目的を理解し、価値のある成果を出すために何をすべきかを自分の頭で考えて行動する

若手のうちは上司や先輩から仕事内容を指示されて作業に取り組むことになるでしょう。何も考えずに指示されたことだけをやるのは簡単だが、それだけではいつまで経っても一人前にはならない。仕事には必ず目的がある。今取り組んでいる仕事の目的や背景は何なのかを理解し、目的達成のためには自分が何をすべきなのかを自分で考えて取り組むことが大事。

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とりあえずこんなところ。また思いついたら追記していきたい。


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