企業理念を守れない会社に未来はないのでは。

以前勤めていた会社が、本格的にやばそうです。
やばそうというのは、内部崩壊しそう、という意味で。
私は約2年前に転職してその会社からは退職しました。
ただ、その会社の社員の何名かの人とはまだつながっており、定期的に連絡を取っています。

最近久しぶりに同期の一人と会って話を聞くと、問題だらけで、崩壊するのも時間の問題のような気がしました。
具体的には、立て続けに人がどんどん辞める予定になっていて、既に5人ほど辞めることがほぼ決まっているもよう。
その中にはすごく仕事ができて人望もある、いなくなると大きな穴になるであろう人も含まれていました。
それを聞いて、その会社(と言っても1つの部署限定ですが)はもう終わったかも。。
と思いました。

私が転職を決めた直接のきっかけは、現在の会社の社長から誘いを受けたからです。
なので、そのきっかけがなければおそらく転職はしていなかっただろうとは思いつつ、会社に対しての不満はかなり色々とありましたし、改善すべきことがたくさんあったと思います。

細かく言えばきりがありませんし、ほとんどの人が多少なりとも会社への不満は抱えているかと思います。
ただ、根本的に大きな問題だと思ったのは、経営陣や管理職の人たちが会社の企業理念を守れていないことにあると思います。
その会社で働いていると、仕事における優先順位で、企業理念が全く考慮されていないと感じます。

経営理念、企業理念、社訓、クレドなど、呼び方はその企業によって様々ですが、会社にはその企業がどうあるべきかの信念があるはずです。

・経営陣や管理職が企業理念を守れていない
・そもそも意識しれているかどうかも不明
・意識はしているかもしれないがそれを従業員に伝わっていない
・従業員と経営陣の人で企業理念の認識がずれている

会社がこのような状況になっていたら、もうその会社の未来は明るくはないかもしれません。
仮に長く続いている会社だとしても、それは会社の仕組みではなく、誰か優秀な個人の力で支えられている可能性が高いです。
優秀な人がいなくなると仕事が回らなくなったり、回っていたとしても特定の誰かに大きな負担がかかっている可能性が高いでしょう。

良い会社を長く続けていくためのは、ブレない企業理念を定め、経営者と従業員全員がそれを守ること。
そしてそれを守れるような仕組みを経営者が考えること。
この2つがすごく重要である気がします。

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