Zoomでの講義の思わぬメリット
現在Zoomを導入して新入社員研修でプログラミングを教えていますが、Zoomを導入したことによる思わぬメリットがありました。
それは、簡単に録画ができることです。
いつも講義をするとき、講義している風景を動画に撮って、YouTubeにアップしておけば研修生がいつでも復習ができて便利だな、と思っていました。
ただ、撮影するカメラもないしどこから撮るかなど、細かく考えると色々面倒で、やらずじまいでした。
状況的にリモートによる研修になったとき、Zoomを導入したことで、Zoomの機能で簡単に録画ができるようになりました。
現在は講義をするときはZoomの機能で録画をして、内容を後でYouTubeにアップし、限定公開で研修生だけが閲覧できるようにしています。
そうすることでもう一度聞きたい講義内容はいつでもネット上で復習ができるようになりました。
ただし、録画することはメリットだけではありません。
後でネットでいつでも復習できるようになると、リアルタイムで講義を受けている人が、その場で理解しようとする緊張感が薄れてしまう可能性があります。
Zoomの場合、ただでさえ教室で受講する場合に比べると緊張感がなくなりがちです。
いつでも復習ができるというメリットを活かしつつ、リアルタイムでの緊張感を作るには、講師の力量が試されます。
これは講義に限らず、会議や打ち合わせでも有効に活用できそうです。
打ち合わせや会議では、言った言わない論争を避けるために、ボイスレコーダーで録音することもありますが、Zoomミーティングの場合、Zoomの機能でそれが解決できるので、便利だと思います。
テレワークが推奨されてから、仕事がしにくくなった人、仕事がなくなった人、仕事がはかどるようになった人、仕事がむしろ忙しくなった人。
様々な人がいるようです。
私の場合、仕事の一部にテレワークが導入されたものの、全体の仕事量ややることは大して変わっておらず、Zoomが導入されたことで新しいノウハウやできることが増えてきてラッキーだなという感覚です。
きっとダーウィンの進化論のように、環境に適応した人が生き残っていくのでしょう。
環境に適応するには、新しいツールや機能に興味を持って、積極的に活用していくことが大切なのかもしれません。
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