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Hellbound/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(24.5.19-24.5.25)

3年前の言語道断な話が東京地裁に「そんなたいしたことじゃない」って言われたのが今週イチ注目されてしかるべきニュース(断言)。

何が言語道断って3歳児を警察官が取り囲んで責め立てた、それは違法ではない。って今回の判決もだけど、そもそも何そのヒトデナシ集団。って話じゃないですか。

この件「報道の絶対量が足りていない」と繰り返し主張している私ですが、さすがに今回はそこそこの量を観測できましたけど、まだぜんぜん足りない。

■もうひとつの言語道断

外国人労働者の受け入れ拡大と、永住資格を取り消す仕組みが、なぜ抱き合わせで出てくるのか。制度改定の根幹にゆがみがある。

先週もさんざん書いたので繰り返しませんが信濃毎日新聞が社説で書いた通り、根幹が歪んでいるんですよ。

■今週のその他ニュース

ちなみに最後の記事は入管庁の誘導にまんまと乗った記事が各所から非難を浴びた毎日新聞5.8(下記)などが背景にある話ですが、「初公表」(by入管庁)の後に「これから調査します」(by厚労省)ってそんな舐められた話ある? 舐められてるのは国民全員ですが、だいじょうぶなの、国民

■あと「移民国家ニッポン」を当欄が名乗ったのは2022年7月なんですが(これでもだいぶん遅ればせながら感が個人的にはあった)まーだ認めないっすね、本邦政府ね。

そらまあ急に認めたらこっちが驚くのでいいっちゃいいんだけど。

2019年9月2日に「週刊外国人就労関連ニュース」として書き始めて以来、148号目になる今週号からタイトルを変更します。題して「週刊移民国家ニッポンニュース」。
さすがに移民国家は言い過ぎな気がした約3年前から定点観測を続けてきた者の感覚として、もうそう呼んでいいな。って思うんですよ。

ちなみに今週は、にひゃくよんじゅう何番か号です
(=数えられなくなった)

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