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第52回長野県理学療法学術大会に参加してきました

みなさん、こんにちは。営業担当のTです。
去る6月17日(土)~18日(日)に長野県佐久市の佐久市市民創錬センターで開催された「第52回長野県理学療法学術大会」において、機器展示を行いました。本日は、その様子をご報告したいと思います。
(文:営業職 T)

■学会会場の様子

展示ブースの様子

コロナ禍が明けて数年ぶりの現地開催(オンラインとのハイブリッド)。開催日数がコロナ前の1日から2日に拡大され、大会のテーマも『理学療法新時代の幕開け』と謳われるなど、会場には「明るい未来へとみんなで共に進んで行こう」と言わんばかりのポジティブな雰囲気が漂っていました。

■展示した製品について

弊社のブースでは、今年の秋ごろにリリース予定の新製品「Toe Clearance Measure System: トゥ・クリアランス・メジャー・システム(仮称)」を先行して展示しました。
こちらの製品は、藤田医科大学のリハビリテーション部門の先生方と共同で開発している歩行解析システムです。
下肢につけた計8個の反射マーカを専用のカメラユニット1台で自動的に認識させて、リアルタイムでトゥ・クリアランスを計測することができます。
(トゥ・クリアランス:歩行中の床からつま先までの高さ)

◇特長

ただクリアランスを計測するだけではなく、このシステムでは、計測したクリアランスを以下のような成分に細分化することができます。

 通常動作(LS)… 健常者がクリアランスを確保するために行う動作
 ・
膝を曲げる
 ・つま先を持ち上げる
 代償動作 … 通常動作に支障がある場合に、代わりに生じる動作
 ・股関節の外転による足挙上
 ・骨盤傾斜による股関節挙上
 ・反対側股関節挙上

つまり、このクリアランスの細分化により、患者さんごとの動きの特徴(クリアランス確保のための戦略)が「見える化」されるシステムです。
リハビリのイメージを患者さんと共有しながら計画していけるのではないかと期待しています。

◇来場者の声

実際にブースに立ち寄っていただいた方には、「義肢の効果性の評価にも使えたらいいね」などの活用例に関する意見も頂けて、発売前ではありますが、本システムの可能性の拡がりを感じることができました。

■おわりに

様々な展示が行われている中で弊社のブースにお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

今回学会会場で展示した、開発中の新製品「Toe Clearance Measure System」については、今後別の記事で詳しくご紹介できたらと思っています。続報をご期待ください!


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