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大学生の日常日記 p.2

 2月22日、『何者』を家で見た。
 「ただ純粋に就職の怖さ」と「人間の表と裏」について感じた。

 「ただ純粋に就職の怖さ」を知った。就職が人生のすべてを決めるわけではないが、学生のゴールラインではあるとは思う。幼い頃から「いい会社に入りなさい」や「大手の会社を目指して勉強しなさい」と言われてきた。幼い頃というのは、信用できる大人の言うことが正解だと信じている。そのため、小さい頃に言われたこの正解が体にしみ込んで離れない。この正解から逸脱しようとするならば、それは間違っていると周りから矢が飛んでくる。それはまるで戦場のようなのかもしれない。その時の対処法によって人の道は決まるのではないかと思う。多くの人は怪我を恐れ元の道に戻る。しかし、少数の人達は自分の身の安全よりも、自分の目標に進んで行こうとする。この矢をくぐり抜け、必ず自分の思う正解に辿り着くわけではない。この挑戦をしたことが自分の経験値になる。効率の良いレベルの上げ方ではないのかもしれないが、この経験値が必ず役に立ち、無駄となることはない。そして、学生の最終ステージを迎える。この最終ステージを迎えているということは、今までは大人が敷いたレールに乗っかって進んできたに過ぎないと思う。最終ステージは今までの自分の生きざまが試される。ここが人生のゴールではないことは分かっているが、現時点での最難関であると思っている。ここを通った人は、そこがすべてじゃないと言うが、これから通る人にとっては全てなのである。

 「人間の表と裏」は、仮面を被って生きているのではないかと感じた。仮面を付けている表の顔と付けていない裏の顔がある。仮面を付けている時が偽りの自分なのではなく、どちらとも自分自身なのである。それはまるで、仮面舞踏会のようである。仮面の種類はたくさんあって、どんな仮面を付けていても問題ない。自分の内側を他人に見せない完全防御のガスマスクタイプ、裏と表がない仮面を付けない素顔で勝負タイプ、人によって態度を変える仮面豊富のカメレオンタイプなどがあると思う。人それぞれに仮面のタイプがあって、その仮面のタイプこそ個性である。プログラという時間が進んで行くことで、仮面をとっかえたり、色や装飾を変更する時があるかもしれない。仮面を付ける必要がない、裏と表がない方が好印象ではあると思う。だからと言って、仮面を外す必要はない。その仮面自体がもう自分であって、他人の仮面を被ることや外すことは、自分を捨てることになる。だから、どんな仮面を付けているのかが大切なのではなく、自分自身のことを理解していること、相手を慕う気持ちや尊敬する気持ちがあること、自分の心に正直に素直になることが大切だと思う。

 こんばんは。この度は私の文章に目を向けていただきありがとうございます。この映画を見て、グサッと心に刺さりました。それは、主人公が裏アカウントでツイートしていたように、自分のこのnoteを使って書いているからです。こうやっている私もサムいのではないだろうかと思いました。けれど、私はこうやって書くことで自分の頭を整理し、その映画を心に記憶できるのではないかと思います。これからも続けていこうと思うので、初心者で拙い文章ですが、読んでいただけたら幸いです。
 舞台を見に行ってみたいな。。。

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