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謡(能)

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2024年1月の記事一覧

謡稽古「嵐山」②

謡稽古初め「嵐山」|kisojin (note.com)

今週の謡稽古、前回よりも難しく感じる。
ヨワギンでクリ音など高音を扱うのは相反する要素だ。

指導してくれるN先生は4月で90歳を迎える。
自分が元気な内に、もっといろいろな曲を教えたいと張り切ってくださるのは、大変うれしいことだ。

謡曲を始めるきっかけは木曽節の上達につながると思ったからだ。
N先生も木曽踊保存会の会員だ。
謡曲での技

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謡稽古初め「嵐山」

木曽観世九皐会の本年稽古初めがあり、参加することができた。
今年最初の曲は嵐山。あらすじを知ると、新春に相応しい曲だとわかる。

シテ(老人夫婦)は後に神々として再び現れるため、神々しさを感じさせる重厚さが必要と指導された。(少し低く唄い出す必要があるようだ)
桜はやはり日本人にとって親しみ深く、神々が宿る特別な花だと思った。

今年もなんとか稽古し、自分の技術を高めていきたい。