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together with my fave

タイトルにある英語は思わず出てきた言葉でした。私、英語はできないので表現がまちがっているかもしれないけど、なんとか相手に通じたのでズレてはいないのだと思います。

きっかけの詳細は省きますが、先月来日されたとある外資系のCEOと少し話をする機会がありました。
そこで自分の簡単な自己紹介で「藤井風さんのオタク」と発言したことで、日々の推し活(オタ活)の話題で盛り上がったんです。通訳の方はいらっしゃいましたが「together with my fave」は直接伝えたい、とても重要かなと瞬間的に思ったので相手の目をちゃんと見て言えました。「my fave」が”推し” に近い言葉であることは事前に調べていたよ。

”推し”とは便利な言葉です。「藤井風」と名前を出さずとも「推しが~」と言えば誰かとの会話になんとなく花が咲きます。”ファン”でもいいけど、さらに熱く応援したい場合に使えます。もちろんオフィシャルグッズは新しく出るたびにゲットしてます。本人から語られるプライベートのことはちゃんと頭に入っていますし、仲のいいマネージャーさんの事も任せて。藤井風イントロドンがあれば優勝する気満々。
最近は英語の発信なので、バイトの通勤途中に(車の中で)英会話の聞き流しと、歌い方のマネのひそ練に勤しんでいるので「おたく」だと思います。

眉目秀麗なので異性として好き・愛するという感情なのか?
そして彼の思想も受け入れられるのか?
そう問われると(誰にも問われたことないけど笑)そうでもなく、もしかするとドライかも。風さんが外へ外へと意識を高く持っており、人生をかけて「自分」であることを旅路としている人なので、私も高みを持つことができ(彼と同じ視線を目指すということではなく)まだ知らぬ世界へと連れて行ってくれそうな強い光として見ており、規格外の愛情で、距離感で応援しています。

これは風さんではないが、別マガジンの「エッセントーク」(数回しかできていませんが)や、自分以外の誰かを書くことも推し活のひとつです。そんなに人との関わりが得意ではなく、どちらかと言えば苦手。それでも繋がりは欲しかったりと矛盾があるので、自分が関われる方法の一つとして人を知り、その人がどんな風景を見て感じて、歩いた道で感じたことを価値を知り、それを”推す”ことでした。自分以外を見て自分を知る。

ということもありmy fave に向き合い共に学んでいく、という意味で together with と前に付けました。
ただし私にはひとつの流儀がある。(某番組プロフェッショナルの効果音と共に)
「押して(推して)ダメなら引いてみろ」という言葉がありますが、自分が推した相手が1ミリでも引いている感じたらそこで推すことはやめます。私は知らない間に相手の地雷を踏んでいることがあるの、涙涙。
そこからは遠くからこっそりと応援します。
CEOは「それは愛ですね」と答えてくれたんです。
(こんなに語っておらず、さらっと説明しただけ)

今は「推し・推し活」に変わる自分にしっくりくる言葉が欲しくて、上から降りてくるのを待っています。こういうのは複雑に考えても出てこないだろうし、極めてシンプルなことかもしれないので。



先日、知人の娘さんが中学校に登校していないことを知りました。昼夜逆転した生活で夜な夜なパンを焼き、大好きなアニメのキャラクターを(推しです)描く日々。と書けば、一般的には友達いない?孤独?と捉えがちですが、彼女のまわりには本気で遊んでくれる大人が多数いるので孤独ではないのです。おそらく学校に行ったら孤独だと思います。
存在感が少し浮世離れしていて、思考回路が同年代の子たちの先を行っているというか、普通、とか通常、というのがとても苦手だから。

行かない理由は彼女から聞いていないけど、枠にはめられた社会ルールで日々を過ごすくらいなら、学校には行かない。と、彼女が発言したわけではないですが、その日数時間だけ彼女と接した印象で捉えた本人の特徴をふまえ、私が小中学は半分学校を拒否していた話をした時のリアクションがとても強かったのでそう感じました。
義務教育批判のつもりはないが、そもそも個性がバラバラな生徒たちを一律に同じところにはめ込む教育は無理があると思うんです。

彼女はいま
自分が好きなこと、やりたいことで日々を過ごし、時々周りの大人たちと自分なりのコミュニケーションをとりながら個性を引き出してもらっている。親の立場だったら先が心配で、感情的になることが多いかもしれませんが、親を経験していない私から見るととても理想的な生活に見えます。とは言えまだ10代なので、これからの生き方をたくさんの現実の場で学んでいくのかも。ゆっくりでいいし、人よりも秀でる必要もないし、たくさんの経験を。

CEOと知人の娘さんとのできごとで感じたことですが、自分が本当に大事にしているものがあれば生き方というか人のエッジが煌めいてくるので本当に必要なものがやって来たり、出会う人なども変わっていくのかも。そこからまた経験していく。すべてはシンプルなんだ。
おたく、推し活は世界を制す?!
いや、世界平和。

また遊ぼうぜ 右はお母様ではなく私 もんぺで失礼

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