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大人気漫画「アオアシ」から学んだこと

土曜日はバスケの日本代表が48年ぶりに自力でオリンピック出場を決め、日本が盛り上がりましたね!今度はラグビーW杯もあるので、楽しみですね!みなさんで応援しましょう~!

そんなミーハーな私は最近、スポーツ熱が上がっております。そして、スポーツからビジネスに応用できることがたくさんあるなと感じております。三笘薫選手、甲子園を優勝した慶應の森林監督の本から学んだことを書いてきましたが、今回はスポーツから学ぶ第3弾として人気サッカー漫画のアオアシから学んでいきたいと思います。

簡単に概要をお話するとアオアシの主人公である青井葦人はプロサッカー選手を目指していますが、元々はその名にふさわしくない「考えない葦」で、ただ楽しんでサッカーをしている地元のエースでした。そこからプロサッカークラブの育成部門(ユース)に入り、サッカーを学ぶことで「考える葦」に成長していき、プロの世界に近づいていく物語です。その成長していく葦人の姿が実に人間らしく、応援したくなるんですよね!

そんなアオアシを題材としたビジネス書、『アオアシに学ぶ「考える葦」の育ち方~カオスな環境に強い「頭のよさ」とは』から学んだことをピックアップして解説していきます!それではいってみましょう~!!


選択肢を増やし、自由になるためには?

サッカーは、自分が自由自在にプレーができると凄く楽しいです。例えば、自分がボールを持ったときに選択肢が多く見えたときは、その中から一番良い選択を取ることができます。ドリブルするのか、パスをするのか、シュートするのか等、様々な選択ができます。実際に葦人も選択肢が増えたときにやりたいことができ、活躍できるようになっていきました。

仕事でも同じように選択肢がたくさんある中で、意思決定できる人の方が自由で、やりたいことができると思います。実際に裁量権を持って仕事をしたいから、転職するという人も多いですし、選択肢の幅を増やすために勉強している人もたくさんいます。じゃあどうやって選択肢を増やすのか。

入力情報=アクセス情報量×吸収率

p43

が大事になります。では、それぞれ「アクセス情報量と「吸収率」を上げるためにはどうすればいいのか。

アクセス情報量を増やすには、視野を広げる。
吸収率を高めるためには、偏見をなくす(減らす)。

p43

この2つがカギになります。

まず、アクセス情報量を増やすために、視野を広げるというところにフォーカスして考えます。

サッカーではプレー中に視野を広げるために、「首を振る」ということをします。また、ポジションによっても見える視野が変わります。葦人も試合中に首を振ることと、ポジションをチェンジすることで、視野を広げることに成功しました。

仕事でも一社員の目線ではなく、社長目線になって考えてみたり、お客様の目線になって考えてみたりすることで、視野が広がっていきます。

次に吸収率を高めるためには、偏見をなくす(減らす)ということを考えてみます。

視座を固定した状態が続くと目の前にある価値に気づけなくなることがあります。例えば、FW(攻撃的なポジション)の選手がFWをずっとやっていると、DF(守備的なポジション)の気持ちがわからなくなってしまうみたいなことです。実際にアオアシでは、ポジションを入れ替えて試合をすることで、相手の立場になることができ、相互理解が深まったという場面がありました。

これは仕事でも同じで、メンバーのときはマネージャーの気持ちがわからなかったけど、自分がマネージャーになると、大変な気持ちがわかるということがよくおきます。当たり前の話ですが、意外とやってみないと気づかないことだったりします。だからこそ、若いうちにマネージャーをやったり、色々な職種・役職を経験したり色々な立場を経験することは偏見を減らすためには大事です。

改めてですが、このようにアクセス情報量と吸収率をあげると、選択肢が自然に増えていき、自由が得られます。このような方法で選択肢を増やし、自由に選択できる人を目指していきたいですよね。

「よい価値基準」を持つには

サッカー中によい判断をするためにはよい価値基準を持つことが大事です。それは、仕事のときでも一緒です。じゃあよい価値基準とはなんでしょうか。

ふつうの状態を「1.0」と表現するとします。ちょっとご機嫌、ちょっとポジティブな状態が「1.1」。ちょっと不機嫌、ちょっとネガティブな状態が「0.9」です。「1.1」の人と「0.9」の人が一緒にプレーするとしましょう。1.1と0.9を掛け合わせるイメージです。1.1×0.9=0.99になります。・・・
「1.1」は、人に元気をあげられる状態です。ご機嫌は価値、不機嫌は罪。

p110-111

サッカーをしているとイライラして、「0.9」になることがあります。ただ、葦人は「1.1力」が高いです。サッカーの上手い先輩にボロクソに言われても、自分の足りない部分を認め、改善しようと努力します。「プロになって親孝行するため」という目的を実現するために、全ての事象に対して1.1な価値基準で判断しています。

仕事でも上司やお客様に対してイライラすることがみなさんあると思います。そんなときは、「1.1」を思い出してみてください。きっと良い方向に物事が進んでいきます。

ミライフでもカルチャーブックに、不機嫌禁止というルールがあります。まさに「0.9」禁止。ということですね。常に「1.1」を忘れずに行動することが、性格のいい会社を作るためにも大事なことだと感じました。

とはいえ、なかなか難しいことだと思います。その中で、本書ではマジックワードが紹介されています。それは、何か問題が起きた時に必ず「それはちょうどいい!○○するチャンス!」と言い換えるのです。この文章では「0.9」には絶対ならないようになっています。必ず「1.1」になります。みなさんも騙されたと思って実践してみてください!

自分の才能の使い方

「自分の才能の使い方」はサッカーにおいても仕事においても非常に重要なテーマになってきます。

葦人は元々FW(攻撃的なポジション)で点を取ることが好きな選手でした。しかし、監督にDF(守備的なポジション)になれと言われ、最初は凄く嫌がっていました。ただ、葦人の才能が発揮されるポジションはDFだと気づいたため、DFとしていきていくことを決意します。そうしてDFとしての面白さを知っていき、よりサッカーが楽しくなっていく姿が描かれています。

「やりたい」「得意」「喜ばれる」の3つの要素が掛け合わさったときが一番いい才能の使い方になります。その状態を「自己中心的利他」と呼びます。ただ、それぞれの要素が掛けると、残念な状態になってしまいます。

得意で喜ばれるけど「やりたくない」のは「自己犠牲」。
やりたくて喜ばれるけど「得意じゃない」のは「下手の横好き」。
やりたくて得意だけど「喜ばれない」のは「自己満足」。

p244

だから、どの要素も満たす「自己中心的利他」の状態を作るために、自分の3つの要素を考えてみることが大事になります。

これも仕事でも全く同じことがいえます。「やりたい」と「得意」、「喜ばれる」を適切に考え、活用することで自分の才能を一番発揮できます。みなさんも自分のことをしっかりと分析して、考えてみてください。きっとこの3つの要素を理解することができたら、仕事がめちゃくちゃ楽しくなることは間違いないです。

最後に

いかがでしたでしょうか?サッカー漫画のアオアシから学ぶことが多かったのではないでしょうか?上記にあげた3つ以外にも学びになることはたくさんありました。サッカーを知らない人でもわかりやすく丁寧に解説をしている本ですので、是非読んでみてください!

私は仕事もサッカーもたくさん考えることで、面白さが増していくなと改めて実感しました。だから、みなさんも日々思考し、行動して、思考して、行動することを繰り返していってください。仕事も間違いなく楽しくなるはずです!

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