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2022_1130_本読み

<768字>

冒頭の写真:
歩道橋が工事中。
道路のペイントほかの諸々が、幾何構成の画面みたいになりました。
iPhoneのレンズはこういうふうに画面に押し込んでくるんだな〜と感心してしまいます。
人間が線を使って考えたものを、再び平面で線に変換。人間らしい画面だな。



11月30日(水)は以下を読みました。

『あまりにロシア的な。』 
亀山郁夫 著

青土社
2 水溜まりを越えて 
 モスクワ便り 書簡1
 耐えなければ 手記4(42〜48ページ)

レーニン図書館での様子。
〈 悩みの種は、食堂の混雑とトイレの汚さだった。 〉
と、10年前(1984年)のことを振り返っています。

読んだあと、めいさんがリンクを送ってくれました。ありがとうございます。
2019年のレーニン図書館
またこの頃とは様変わりなんでしょう、建物はそのままでも。
図書館のウェブサイトにもリンクが貼ってあって、フレーブニコフの本も画像がみれました。今ってすごいな。

(音読した人:山崎)





『俳句的生活』    長谷川櫂 著

中公新書

前章とは一転、京料理のことから始まり、大阪や福井、そして徳島の料理への流れを解説、合間に俳句を引用したり詠んだりしている形でした。

俳句の表現スタイルをよく知らないので、奥の細道を思い浮かべましたが、いろいろな持っていき方がありそうだな、と、またまた興味が深まりました。

(音読した人:きよもとさん)





『漱石・子規往復書簡集』  和田 茂樹 (編集)

岩波文庫

漱石の八通目。
松山へ帰っている子規へ東京牛込から書いていました。

手習をひかえ読書を、と勧めていることが印象的。

手習は「書くこと」なのでしょうか。古今の俳句(あるは短歌?その他も?)を書写して研究したいたらしい子規は、きっと書くマニアだったのかな、と空想しました。

(音読した人:めいさん)



















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