2021_0901_本読み

9月1日(水)は、

山崎
1、『ドラッカーと論語』安冨歩 著、東洋経済新報社


この本読みzoomで、初Kindleの利用でした。
「はじめにーードラッカーと孔子の対話」
「序章 もしドラッカーが『もしドラ』を読んだら」
逸脱の理由、『マネジメント』、論語とドラッカーの共鳴、孔子の「政」とドラッカーの「マネジメント」(331/2724)まで読みました。
2500年の時を超えて、孔子とドラッカーを安冨さんが対話させる、という試みです。両方ともちゃんとは読んだことはない山崎なので「なるほど!」とはならないと思いますが、きっと片鱗は感じられることでしょう。


こいでさん
2、『芸術と科学の間』福岡伸一 著、木楽舎、 Ⅵ  ヴィレンドルフのヴィーナス ヒトが初めて作った美の形 建物と渓流の滝が生む 新陳代謝は建築と細胞で違う
 

Ⅴ章の章題となっているヴィレンドルフのヴィーナス(2万数千年前)が登場。そんな前のものとは思えない造形です。不思議な髪型です。
そして、ライトの落水荘。
黒川紀章のコンテナの集合したような建物「中銀カプセルタワー」。一見、細胞と共通する個々の分割ですが、生き物のようにはならないところが人工物である建築です。細胞は、もっと微細なところが働く、というような著者意見だったように思いますが、細胞的な発想で建築をする、とは果たして可能なのでしょうか。


めいさん
3、『節英のすすめ』木村護郎クリストフ 著、萬書房、
節英とは何か (306/3674まで)


〈節英=自分の英語使用がどのような意味をもつかを自覚して、節度をもって使うこと〉
と、四角い囲み枠の中にありました。
まだ、具体的にどういうことなのかは、わかりませんね。


きよもとさん
4、『声で楽しむ美しい日本の詩』大岡信、谷川俊太郎  著、岩波書店


今日の登場詩人は、武者小路実篤、加藤介春、石川啄木、萩原朔太郎、千家元麿

千家元麿(せんげもとまろ)の「秘密」という詩が、すっと心に入ってくる感じがした、とこいでさん。山崎は、ぼーっとしていて、聞き逃しました。ことばが自然だと、すうっと通り抜けてしまう時があります。後でネットで検索して、読んでみて、こんな感じだったか、と納得しました。


山崎
5、『一葉舟』岡潔著、角川文庫から、「科学と仏教」の私の心に現れた宗教


またまた、道元禅師の引用の「恁麼(いんも)」ということばの出るところでした。正法眼蔵を少し見てみたいです。

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