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2022_0714_本読み

<1210字>

冒頭の写真:
鉢植えでいただいたサネカズラを地植えしたら、2年目くらいですごくのびて、多数の蕾をつけました。あの可愛らしい実を見るのが楽しみです。

で、とうとう花が開きました。真ん中が赤いのと緑のとあるので、緑のがこんなにすぐに赤く変わって、そのまま大きく実になるのかな、
と思ったのですが、

検索して、わかりました。緑が雌花、赤が雄花でした。

雌株、雄株、雌雄同株があるそうで、これは雌雄同株ということですね。

雌花はこんな ↓ 感じ。

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雄花は ↓

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7月14日(木)は以下を読みました。

『虹の解体』 リチャード・ドーキンス 著

福岡伸一 訳
早川書房
第6章 夢のような空想に ひたすら心を奪われ

「こども」というものは言われたことを信じてしまう、という性質を持っています。

「こども」が疑うことを知っていたら、実地にいろいろ試してしまい、危険にさらされることは明らかです。

だからこそ「信じる」性質が、生き延びることになった、というふうに進化についての考え方が適用されていて、なるほどと思わされました。

(音読した人:山崎)





『ある「小倉日記」伝』 松本清張 著

新潮文庫

鴎外の文学も研究している「わたし」に小倉日記に関する研究の文を送ってきた人物、田上。この人の生い立ちが語られていきます。

松本清張だけれども、推理小説ではない、との、こいでさんのご紹介でしたが、どうなるんだろう、という興味がすごく湧いています。

(音読した人:こいでさん)






『4ひきのちいさいおおかみ』  スベンヤ・ヘルマン 文、 ヨゼフ・ヴィルコン 絵、石川 素子 訳

徳間書店

絵が、水彩や墨絵のような味わいがあり美しかったです。

紙という白の地に塗られた水彩の「穴」は、紙というリアルな世界から、本の物語の世界へ入る入り口のように見えました。

おおかみのかわいいこどもたちは、その穴から出てきて、冒険し、その穴へ還っていきます。

zoomの画面を通じて、そう想像したので、実物の本をみたら少し感想が変わるかもしれませんが。

(音読した人:はやしさん)





『学問のすゝめ』   福沢諭吉 作

岩波文庫
十六編 手近く独立を守ること

この段の締めのことばは

〈余輩あえて守銭奴の行状を称誉するにあらざれども、ただ銭を用うるの法を工夫し、銭を制して銭に制せられず、毫も精神の独立を害することなからんを欲するのみ。〉

でした。

(音読した人:めいさん)





『青葱を切る』    藤本徹 著

ブラックバードブックス

悲しさ、があるね、ということは、読後のみんなの共通する感想でしたが、
そのほかは、いろいろなことを思い浮かべていました。

ほかの人が言った何かによって、自分の感じ方が影響されるのも面白いです。

詩っていうものが、
それ以外の普通の文でできないような、ことばの用い方だ、
ということがだんだんに理解できてきたと思います。

(音読した人:きよもとさん)


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